その4
風を楽しむ
少し暗めの室内からスダレ越しに透かして見る庭の景色もいいものですね。(画像:TOSO)
風が少しあるだけでも体感温度は下がるので、現代の住宅でも通風は心がけたいもの。通風には入口と出口が必要ですから、室内の扉をあけ放して風の通り道を作ってみてはいかがでしょう。
部屋のドアや間仕切り代わりに、レースやブラインド、お洒落なのれん、ストリングスカーテンなどを使えば風の通り道を妨げません。更に、少し向こう側が透けて見えるファブリックは、閉そく感が解消され広がり感も得られるメリットもありますよ。
その5
音や香りで涼感を
涼感を呼ぶものは視覚だけではありません。音や香りなど五感で涼感を楽しんでみましょう。川のせせらぎ、波の音は涼しさを感じますし、穏やかなヒーリングミュージックだって清涼感を味わえることでしょう。涼しげな音といえば、風鈴も。和風なものだけでなく、金属使いのモダンなデザインや木製のアジアンテイストのチャイムもありますよ。それから、ここ数年で香りを楽しむアイテムも充実しました。ペパーミントや柑橘系、ユーカリなどの香りは清涼感があるので、夏に人気です。団扇やセンスに香りを垂らして仰げば気分も爽やか。アロマ用のポットやボトルも夏らしくガラスや金属などの素材を選べば見た目も涼やかです。
琉球ガラスとうる月桃香の蚊取り線香。ぽってりとしたガラスに小さな気泡が浮かんでいるのも涼しげです。(画像:All aboutスタイルストア)
夏はもうすぐそこです。すっきりと爽やかなインテリアで、今年の夏も健やかに過ごしていきましょう。
【関連サイト】
TOSO