ティンプーの最新グルメ事情
最後に、日々発展を続ける首都ティンプーの最新のグルメ事情についてご紹介します。ここ数年で、情報、車、生活用品、そして様々な食料品の輸入が急速に広まっているティンプーでは、新しいレストランも次々とオープンしています。インドカレー、ハンバーガー、メキシカン、イタリアン、日本食(のような料理を提供するお店)、韓国料理、アイスクリーム屋、お洒落なカフェ……。とは言っても、ブータン人の皆さんは、平日の夜に外食をすることはほとんどなく、家族で一緒に夕飯を囲むため、このような外国料理のお店には、援助関係者や研究者の外国人、旅行者の占める割合の方がまだ多いのが現状です。そんな中で、ブータン人一般に広く普及したのが、ピザ。なんと、デリバリーのピザ屋さんまであり、パーティーの席などでは、皆さんよく注文しているようです。もともとチーズを食べる文化が下地にあったのも、ピザが急速に普及した一因かもしれません。
団体旅行の場合は、なかなかこのようなお店に行くことは難しいかもしれませんが、個人旅行の場合、行程的に可能であれば、1回はこのようなメニューをリクエストしてみるのもお勧めですよ。