料金1万800円を目安に支払方法を決めよう
「一人暮らしで不在にしがち」「夫婦共働きで昼は外出」…といったご家庭の場合、電気料金が1万円を下回るケースも。その場合、クレカ払いは損になるかも!?
買い物の支払いだけでなく電気料金などの公共料金をクレジットカード払いにしている方も多いのではないでしょうか。しかしクレジットカード払いの場合、1万800円を超えるかどうかでお得度が変わってきます。
一般的なカードのポイント還元率は0.5%。電気料金が1万円だった場合、実際に還元されるのは50ポイントで約50円となります。つまり2万円、3万円と電気料が高い人ほど還元される金額も高いという仕組みです。一方でほとんど家におらず電気料金が5千円や3千円といったご家庭の場合、還元される金額はパーセンテージに従って低いものになってしまいます。そこで利用したいのが東京電力、関西電力を始めとする各電力会社が行っている口座振替の割引です。支払を口座振替にするだけで、クレカ払いよりもお得になるケースがあります。
口座振替なら月額54円(税込み)が割引に!
電気料金1万円だった場合、クレジットカード払いなら月々50円分のポイント還元。口座振替なら54円でポイント還元よりもお得です。
【電気料金 3千円時】 クレカポイント0.5%還元…月15円 → 口座振替割引はクレカより39円お得! 年間468円お得!
【電気料金 5千円時】 クレカポイント0.5%還元…月25円 → 口座振替割引はクレカより29円お得! 年間348円お得!
【電気料金 1万円時】 クレカポイント0.5%還元…月50円 → 口座振替割引はクレカより4円お得…年間48円お得!
【電気料金 1万800円時】 クレカポイント0.5%還元…月54円 → 口座振替割引はクレカとまったく同じ…両者に差なし!
【電気料金 1万900円時】 クレカポイント0.5%還元…月54.5円 → 口座振替割引はクレカより0.5円の損! クレカのほうがお得!
外出がちでほとんど電気を使わないという人は断然口座振替ですが、毎月確実に1万800円を超える人はクレジットカードのほうがお得になります。普段の使用料金によっていずれにするか決定しましょう。
口座振替の申込みは金融機関の書類やネットバンキング経由でも行えます。なお、実施している電力会社は地域により異なります。お住まいの地域の電力会社のホームページなどで確認してみましょう。