子育て特集/子供と海外旅行

子連れ海外旅行を楽しもう 子ども連れ海外旅行記(4ページ目)

これまで世界中を旅してきた旅行の達人、リン美雪さんが、子ども連れで約50ヶ所旅行した経験からまとめた子ども連れ海外旅行記。

リン 美雪

執筆者:リン 美雪

香港ガイド

フォスターチャイルドと誕生日祝い in ベトナム

ベトナム

フォスターチャイルドの通う小学校の校庭でサッカー

息子が生まれた時から、彼が6歳になったら行こうひそかに決めていたところがある。それはベトナムに住むフォスターチャイルドの村。チャイルドと息子の誕生日は1週間違い。二人のバースデーパーティーをしたいと考えていた。

村訪問の前に息子の通う小学校のクラスで絵本の寄付を集め、7箱の本を持っていった。シンプルな家に住み、シンプルな生活を送っているチャイルドの家族。あまりにもの違いに子どもたちははじめは戸惑っていたが、チャイルドと田んぼに行き、水牛に近寄ってみたと大きな笑顔。チャイルドの小学校の校庭では、1つしかないボールをみんなで追いかけていた。

子どもと一緒だから、さらに旅行が楽しい!

ベトナム

ベトナムでは、路地で売られている果物や揚げ物にも挑戦

現在我が家のキッズは6歳と4歳。いろんなことを感じ、それを伝えてくれる。そして質問攻め。ローマのコロッセオでは「むかしってどれくらい前? じぃじが生まれる前? 恐竜がいたころ?」と目を輝かせながら聞いてくる。彼の頭の中ではコロッセオでじぃじと恐竜が闘牛しているのだろうか。

ミコノスでは「どうして窓のまわりはブルーなの? わたし、パープルがいいなあ」と観察したうえで自分の意見もしっかり持っている娘。

以前一人で訪れた場所でも、子どもたちが一緒だと違う視点から物事を感じられるから、得した気分になれる。地元の人たちとも子どもを通して交流ができ、あらためて人のあたたかさを感じることができる。これだから子連れ旅行はやめられない!

ちなみに私の夢は、還暦のお祝いには家族でインカトレールのトレッキングをして、ヴェールに包まれた早朝のマチュピチュを拝むことである。


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