子ども連れ海外旅行記
妊娠してから数年ご無沙汰していた埃のかぶったバックパックを再び使いはじめたのは、息子が3歳、娘が1歳になった時。母一人子二人の旅行はバックパックを背負わないとベビーカーを押す手がないのだ。子ども2人を連れて、母子旅行へ! in クロアチア
三輪ベビーカーと一緒に、どこへでも
我が家のベビーカーは三輪。後ろを倒すと、幼児二人とも乗せて移動できるので大活躍。ザグレブの石畳道だって、スプリットの線路を渡ってたどりつく宿だって、ドブロブニクのメルヘンチックな街並みだって、スッタコラサッサ。
幼児連れの旅で学んだこと
世界遺産にもなっているドブロブニクの街並
高級ホテルではビジネスマンが多いので、常に「シーッ!」と子どもたちを注意してばかり。チェックアウトの時は食べてもいない朝食料金をチャージされた。クレームで時間がかかると、後ろに並んでいた急ぎのビジネスマンのおじさまたちが露骨にイヤそうな顔をする。私は被害者なのに……とプンプンしながら空港へ向かい、コーヒーを飲みながらやっと一息。
何気なく娘のカバンを見ると、見慣れない物体を発見。それはテレビのリモコンだった。さっそく空港の郵便局へ行き、ごめんなさいメモを同封し、ホテルに送り返した。「忘れ物チェック」はするが、子どもたちのカバンの中身の「お持ち帰りチェック」もしなければと学習した。