夢の中でさえ旅行している、大の旅行好きな私。産休に入って一番最初に喜んだのは「ヤッター! これで思う存分旅行ができる!」だったのだから、かなりジコチューな母親だ。
ミクロネシアの島々をアイランドホッピングしながらダイビングする3週間のホリデーを計画していた矢先に発覚した妊娠。その頃、赤ちゃんの大きさはまだ2cmくらい。さすがにダイビングはお腹の赤ちゃんにとって危険だと判断し、急遽、旅行先を東欧に変更した。
この旅行を機に、しばらくバックパックは押し入れの奥で休んでもらうことにした。それまではバックパックを背負い、宿も決めずに気ままに彷徨うのが私の典型的旅行スタイルだったが、バックパックはお腹を締め付けるので、妊婦には不向き。宿もあらかじめ決めていた方が何かと安心だと思ったのだ。
妊娠中の旅行はそれまでの旅行と大きく違うことはなかったが、妊婦はお酒が飲めないのが辛かった。プラハ(チェコ)では、朝ごはんと一緒にビールを飲む地元の人たちを横目に、飲める人が羨ましいと心底思った。
ドナウ川沿いの街ブダペスト(ハンガリー)では、聖イシュトヴァーン大聖堂で聖イシュトヴァーンの右手(キリスト教を積極的に受け入れた彼の右手は聖遺体として展示)を見ていたら、お腹がチクチクしてきたのでホテルに戻ってひとやすみした。この時夫も同じ痛みを感じていたらしいのだが、それは妊夫が経験することもあるシンパシーペインだということが後日判明。
妊娠発覚で旅行先変更 in 東欧
妊娠10週でプラハ(チェコ)、11週でウィーン(オーストリア)、ブラティスラバ(スロバキア)、12週でブダペスト(ハンガリー)、ワルシャワ(ポーランド)へ
この旅行を機に、しばらくバックパックは押し入れの奥で休んでもらうことにした。それまではバックパックを背負い、宿も決めずに気ままに彷徨うのが私の典型的旅行スタイルだったが、バックパックはお腹を締め付けるので、妊婦には不向き。宿もあらかじめ決めていた方が何かと安心だと思ったのだ。
丘の上から眺めるドナウ川
ドナウ川沿いの街ブダペスト(ハンガリー)では、聖イシュトヴァーン大聖堂で聖イシュトヴァーンの右手(キリスト教を積極的に受け入れた彼の右手は聖遺体として展示)を見ていたら、お腹がチクチクしてきたのでホテルに戻ってひとやすみした。この時夫も同じ痛みを感じていたらしいのだが、それは妊夫が経験することもあるシンパシーペインだということが後日判明。