今後は更に拡大?
MonotaRO(3064)以外にも復興関連株は一時期は数多くにぎわいを見せましたが、大半はMonotaRO(3064)のように大きく育たず途中で失速し下落に転じています。復興関連株を高値掴みしてしまった方もいらっしゃいましょう。ゼネコン株などはその典型です。何故、ほかの復興関連株は駄目でMonotaRO(3064)は大きく育っているのでしょう?今後もこの傾向は続くのでしょうか?
MonotaRO(3064)はネット新興産業でまだ売上も200億円程度の会社です。復興需要から一気に口座数も増え、各種場所(工事現場や工場など)で必要性が増し、その利便性の認知が広がっています。
復興現場と各種メーカーを結ぶ橋渡しをしているのがこのMonotaRO(3064)です。復興はまだまだ途上です。今後ますます発展していく兆し濃厚です。なぜなら、復興はまだまだこれからですし、各種現場ではいろいろなものが不足している状況に変化は見られませんし、ネット通販(現場で必要になるもの)への認知度や必要性が現場で日々増しているからです。将に震災後の復興に大きく貢献している企業なのです。
一方、ゼネコンなどは復興需要があっても、大都市圏での受注動向などからの悪影響も受けやすく、好悪材料入り交じっています。復興特需面だけを考えても評価は出来ないのです。
直近の登録口座数や業績も足元順調です。
○登録口座数推移
2009年12月:454,359口座
2010年12月:572,132口座
2011年12月:703,772口座
2012年03月:746,317口座
2012年12月期に入ってからの登録口座数も月間14,000件を超えるペースで増加しております。
○業績推移
2009年12月期:売上高142.0億円、営業利益9.1億円
2010年12月期:売上高176.8億円、営業利益13.1億円
2011年12月期:売上高222.4億円、営業利益20.1億円
登録口座数の伸びに比例して業績も拡大し今期は更に復興関連予算の執行と共に加速していく可能性も強まっています。
昨年11月に成立した第3次補正予算は、12.1兆円のうち復興関連予算が9.2兆円を占めています。復興の加速と共に間接資材の需要も更に伸びていく可能性が高く、今後もMonotaROから目が離せません。
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