新名所「東京スカイツリー」は、3つのエリアで構成
東京スカイツリーは、デジタル放送の普及などのために建設される電波塔です。高層ビルの多い東京では、より高いところからの電波送信が必要とされ、600 メートル級のタワーが検討されてきましたが、「開業時に自立式電波塔で高さ世界一であること」「東京スカイツリーが建つエリアの旧国名・武蔵の国にちなんで」といった理由から、高さ634(むさし)メートルに決定しました。足元は三角形、上へ行くにしたがって円形になる、最も薄い藍染の色・藍白をベースにしたオリジナルカラーのタワーです。展望台への入り口フロアである4階を中心とした低層部と地上350メートルの展望台『天望デッキ』、そして地上450メートルの『天望回廊』の3つのエリアで構成。これまで都内で一番高い展望台は東京タワーの地上250メートルでしたから、スカイツリーではどちらの展望台からも「今まで見たこともなかった東京の風景」が見られることになります。
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