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北京ショーに見る、日本メーカーの存在感の薄さ

世界最大規模になった北京ショーで展示された日本車を見たが、どれも唸らされるものばかり。

国沢 光宏

国沢 光宏

車 ガイド

各種自動車専門誌で、新車記事とインプレッションを広く深く掘り下げ多数執筆。

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存在感は強烈だが…? ホンダ「コンセプトC」

今や世界最大規模になった北京ショーで、ホンダとトヨタはコンセプトカーをいくつか発表した。デザインを見て思わずウナる。まず獣神サンダーライガーか、ガンダムに出てくるキャラか、という顔をしているホンダの『コンセプトC』。何でもフロント部分のデザインテーマは『龍』なのだという。
フロント部分のデザインテーマが「龍という、ホンダの「コンセプトC」

フロント部分のデザインテーマが「龍という、ホンダの「コンセプトC」


このクルマ、単なるデザイン提案じゃなく来年発売予定だと言うから凄い。大きく見えるけれどアコード級のアッパーミドルクラスでなく、シビック級のCセグメントなんだとか。確かに中国では存在感のあるデザインが好まれると言うけれど強烈だ。ちなみに中国のデザイン拠点で作られたそうな。

肝心の中国での反応はどうか? 中国メディアの評判を聞いてみたら「イイという人もいればダメだという人もいる」。つまりよく解らないらしい。興味深いことにボンネットから後ろはトラッドで美しいデザイン。このイメージでフロントをまとめたモデルを作ったら世界的に売れると思う。

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