重要な順に説明します。デジタル一眼レフカメラで撮ることを前提に説明しますが、コンデジにも応用できます。
(1)露出補正
美味しそうな写真は、明るさがまず大事。カメラの露出補正で、明るく撮りましょう。写真の1枚目は、PENのシーン選択で「ハイキー」を選択しただけ。これでとにかく明るくなります。
(2)方向と絞り値
料理の「顔」とも言える、一番美味しそうな角度を探します。その方向から撮るのですが、料理にピントが合ったら、その周りはボケるようにします。絞り値(F値)を狭めて、料理以外のものがボケるようにします。
1枚目の写真、実はとくにF値の設定をしなかったのですが、Exif情報を見ると(「Picasa」などのフリーソフトや、Windowsの右クリック→プロパティなどで見られます)F値2.8と、かなり絞られてます(絞りすぎです)。PENは便利ですね!
(3)WEBサービスでさらに美味しそうにする
2枚目の写真は、「超!美味しく変換 foodpic」http://foodpic.net/というWEBにアップしただけのものです。
オリジナル(1枚目)よりもさらに明るくなりましたね。明度を上げているだけじゃないかといわれれば、そうですね、としか言いようがありませんが(笑)。
他にも写真加工のWEBサービスはありますが、ここだけが、オリジナルの写真よりも美味しそうに変換されました。
WEBサービスの中には、明度と彩度を上げて(そこまではいいのですが)、ファイルを再圧縮するという、意味不明なことをするところもあるので、気をつけて(画質がひどい状態になります)。
なお、写真加工系WEBサービスは、公開することが前提なので、個人情報保護のため、ファイルのExif情報をすべて消してしまいます。オリジナルはきちんと保存して、いつでもExif情報を参照できるようにしておくよう、注意しましょう。
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