売れ筋は使いやすい5ドア!?
クーペでも後席に大人が座れるスペースを確保するものの、イヴォークらしい見た目に惚れたなら迷わずクーペをチョイスして正解だろう。4人家族で使うなら5ドアが当然オススメで、座ってしまえば実用になるといっても乗降性やチャイルドシートの脱着などでかなり苦労する。
積載性に関しては、ラゲッジの奥行きが少し短く、背の高い荷物の積み込みもフリーランダー2と比べると見劣りする。容量はクーペが550~1350L、5ドアが575L~1445Lとまずまずといった印象だ。
雪道や林道などイラストに合わせるだけで最適な駆動力が得られるテレイン・レスポンスを全車に標準装備する。マグネライド・ダンパーとテレイン・レスポンスにダイナミックモードが加わる「アダプティブ・ダイナミクス」は「プレステージ」と「ダイナミック」に13万円のオプションで用意する
今回はオフロードを走る機会はなかったが、お馴染みのテレイン・レスポンスや500mmまでの親水走破力など、ランドローバーに求められる悪路走破性は確保されている。日本での林道やウインター&マリンスポーツなら十分に任せられる相棒になるはずだ。とはいえ、実用性やら使い勝手などを超越したスタイリングにこそ最大の魅力があるイヴォーク。前言を翻すようだがイヴォークに関しては惚れたら買い! でいいと思う。