ガイド納富の「こだわりチェック」
何かに使えるというわけではありませんので、番外編扱いですが、海洋堂の「リボルテックタケヤ」、仏像シリーズの完成度が凄いです。何と、間接が可動する仏像ですが、つまり、仏像に好きなポーズを取らせる事ができるんですね。造形は、かつて鳥山石燕の「画図百鬼夜行」に出てくる妖怪を見事に立体化した竹谷隆之氏。写真は第二弾の「広目天」ですが、既に第一弾「多聞天」も発売済みで、4月1日には第三弾「阿修羅」、5月1日には第四弾「増長天」、6月1日には第五弾「持国天」が発売されます。つまり、阿修羅と四天王です。凄いのは、既にある仏像のコピーでは無く、造形からオリジナルで作られているのに、見事に仏像になってるという事です。写真の広目天は、知性や学問、情報の神。そのため、筆と巻物を持っていて、文房具好きの心をくすぐる仏像です。何も持っていない手のパーツが付属していたり、踏みつける事で台にもなる邪鬼も付属しているなど、細部への心配りも怠りなし。さらに面白い事に、リボルテックシリーズはジョイント部分が共通なので、他の仏像と混ぜたり、他のロボットなどと手足を付け替える事さえ可能。見事に作られた仏像を、自由にレイアウトできる面白さは、細部から着色まで、クオリティが高い、ちゃんとした仏像になっているからこその面白さ。今回取り上げたグッズに共通する事ですが、こういう「ちゃんとした」上での遊び心が、全てのグッズの面白さの基本だと思います。
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