■セキスイハイムをよりよく理解するためのポイント
- ユニット工場の見学会
- 見学施設「住まいのなるほど見聞館」
- 分譲住宅&完成建物の見学会
工場はセキスイハイムの信頼性の源
セキスイハイムには、鉄骨系の「ハイム」と木質系の「ツーユーホーム」という二つの商品体系があります。これらをベースに、2階建てや3階建て、さらには二世帯住宅などの展開をしているのですが、いずれもユニット工法が取り入れられ、工場で生産することが最大の特徴です。工場で生産することの利点は大型の工作機械を用い、設計通りの品質を確保できることにあります。例えばユニットを構成する柱や梁となる鉄骨部材の溶接は、自動化された溶接機械で行われます。それは人の手で作業するより正確で一定の品質が保てるからです。
またユニットには外装材や内装材、サッシやドアなどの部材、キッチンやトイレなどの設備も組み込まれます。施工現場で取り付けるよりも、工場内で作業する方が無理なく安定した環境で作業を実施できるためです。
セキスイハイムには、このような環境にある工場が全国のエリアごとに配置されています。何よりすごいのが、工場見学のためのルートが非常に整備されていることです。例えば、関東地区の工場の蓮田工場(埼玉県蓮田市、東京セキスイハイム工業が運営)がそう。
一般的に工場見学というとヘルメットや作業着を着用するイメージがありますが、それらが不要に感じるほどです(実際にはヘルメットを着用するようですが…)。つまり、それくらい安全性や清潔感のある環境の下で、住まいづくりの作業が行われているということになるのです。
基本性能の高さの秘密を学べる見学施設
蓮田工場もそうですが、全国の工場には「住まいのなるほど見聞館」という見学施設を併設しているのも特徴です。ここでは耐震性や耐久性、気密断熱性の高さなど、セキスイハイムの性能の高さの秘密を各種展示や装置を通じて具体的に知ることができます。例えば、阪神淡路大震災や今後想定される大規模な地震の揺れを体験できる起震装置や、巨大台風の風を体験できる装置(蓮田工場)などもあり、そうした体験から住まいづくりで重要視すべき点を確認できるのです。
また、工場では年に1回ほど大規模なイベントも開催されます。ここではより間近に生産ラインを見学できたり、ユニットを構成する鉄骨材をクレーンで吊り上げ、落下させて強度の高さを確かめる大掛かりな実験なども見られますので、機会があればぜひ参加してみてください。
ところで、セキスイハイムでは太陽光発電システムの搭載や「かげやまモデル」と呼ばれる子育て提案に力を入れています。これらの実際の利便性を確認するためには、全国の販売会社の分譲住宅や、完成済みのオーナー住宅などを訪問するといいでしょう。
モデルハウスとは違い、リアルサイズの建物ですから使い勝手や居心地、間取りの工夫などがよくわかります。ユーザーの評価も直接聞けるケースもありますから、皆さんの住まいづくりに役立つヒントを見つけられるかもしれません。
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