大和ハウスはプレハブ系ハウスメーカーの元祖といえるハウスメーカーです。その住まいづくりの取り組みを知るための施設や場所も比較的数多く設けられています。なかでも注目したいのが、リアルサイズのモデルハウス「まちなかジーヴォ」です。

大和ハウスをよりよく理解するためのポイント

  • リアルサイズモデルハウス「まちなかxevo」
  • 収納計画「ケーススタディハウス」
  • 奈良工場に戸建て専用見学施設がオープン
大和ハウスの戸建て住宅ブランドは全て「xevo(ジーヴォ)」シリーズに統一されています。そしてその中に鉄骨系と木質系、そしてまたその中に平屋建てから2階建て、3階建て、さらには都市型住宅などがラインアップされています。

ジーヴォ03

都市型3階建て住宅「xevo03」の「まちなか」ジーヴォ」。居住スペースの取り方の工夫や仕様、設備などをイメージしやすい(クリックすると拡大します)

そうした商品についての情報は主に住宅展示場のモデルハウスに行けばわかるのですが、ただそれだけで全てについて納得できるとは限りません。展示場のモデルハウスは概して大規模で豪華すぎるからです。このことは他のハウスメーカーのモデルハウスも含めた問題点です。

そこで大和ハウスでは、リアルサイズのモデルハウス「まちなかジーヴォ」という建物を全国の至る所に設置しています。これは築後しばらくモデルハウスとして活用して、その後は分譲住宅として販売する建物です。

この取り組みの優れたところは、建物が私たちが建てる平均的なサイズであると共に、標準的な仕様や設備が取り入れられている点です。ですから建物の価格のイメージがつかみやすく、設計上のポイントもわかりやすい。要するに私たち消費者にとってなじみやすいモデルハウスなのです。

ここでは都市型3階建て住宅「xevo03」という商品の「まちなかジーヴォ」を事例に、その特徴をご説明しましょう。軽量鉄骨造の躯体構造を強化し、2階建ての商品と同様の「外張り断熱通気外壁」を可能とした建物で、室内に柱の出っ張りが出ない居住空間とすることができる建物です。

ただ、どのくらい広い居住空間であるのかは実物を見なければわかりません。そうした商品のセールスポイントをリアルサイズの建物の中で、居心地も含めて実際に確認できるのが「まちなかジーヴォ」の魅力です。

工場や研究所にも見学施設を設置

構造模型

ジーヴォの構造体模型。総合技術研究所内の「テクノギャラリー」にでは技術や性能、大和ハウスの歴史などがわかる展示が行われている(クリックすると拡大します)

大和ハウスでは最近、「スマ・エコハウス」というスマートハウス仕様の普及にも力を入れています。そうした仕様が実際の住宅でどのように役に立つのかも、ぜひ実棟レベルで確認したいもの。具体的に善し悪しがよくわかるはずです。

大和ハウスでは近藤典子氏とのコラボレーションによる収納提案「暮らしごこちデザインプロジェクト」を展開しています。現在、横浜と名古屋、神戸に「ケーススタディハウス」というモデルハウスを設けていますので、まずそこで実例を確認できます。

さらに、もっと良く知りたいという方は、やはり「まちなかジーヴォ」を見学されるといいと思います。収納スペースに一定の制限があるリアルサイズの建物なら、その工夫の優れた点がより鮮明に見えてくるはずですし、今後の住まいづくりの参考になるでしょう。

大和ハウスは全国に10ヵ所の工場を持っています。その全てが住宅の工場というわけではありませんが、一部では生産ラインの見学会も実施しています。また、奈良市には総合技術研究所があり、その中にも「テクノギャラリー」などの見学施設が用意されています。

ところで2014年1月の新商品「ジーヴォΣ」の発売に伴い、奈良工場内に戸建住宅専用体験施設「住まいまるごと体験館」がオープンしました。実物大の建物の展示や独自の技術を体感できる体験装置を導入し、戸建住宅の技術力・商品力を楽しみながら理解できる施設です。今後、各地の向上にも同様の施設ができるとのことですから、是非足を向けてはいかがでしょうか。


■大和ハウスのほかの記事も読む
〈特徴〉 事業の多角化で住宅業界のトップ企業に
〈耐震〉 ジーヴォΣの登場でさらに地震対策が強化
〈環境〉 蓄電池を搭載 「スマ・エコ オリジナル」
〈商品〉 ジーヴォシリーズに続々新バージョン登場
〈見どころ〉 真の魅力を確認可能「まちなかジーヴォ」(本記事)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。