家計が苦しいときは家族で協力することを教える
のびのびと育ってほしい、1円2円を気にするような器の小さな子どもにはなって欲しくないと望みつつも、やはり家計が苦しい時は家族で協力することが大事です。家計相談で「子どものおけいこ事だけはやらせてあげたい」というご両親が多いのですが、それさえも支出できない状態では、やはり正直に現状を話すことが大切です。大好きなおけいこ事をやめさせるとなると、親にもプレッシャーがかかりますが「ちょっとお休みします」という事にしておきます。「やめる」のではなく「お休み」なら心理的負担も少し軽くなります。お引っ越しをしたり、車を売ったりしなければいけないケースもあります。どんなときにも親が「ごめんね」という気持ちにならない事です。「あたらしいお家はどんなお家かな?」「新しい事がはじまるってワクワクするね」と言っていれば、子どもは何かを手放したり買ってもらえなかった事より、どんなおもしろい事があるのか楽しみだ!という気持ちで乗り切ってくれます。
いかがでしたか?お金の事を子どもに話すポイントをまとめてみます。
・普段から生活の中でお金の話をする
・具体的な金額はいらない
・買わない、我慢する、ではなく「将来買う」
・経験者に話を聞く
・我慢ではなく新しい価値観を家族で共有する
できる事から親子で実践してみてください。