第6回・・・決定した間取りをチェックする-構造編-

M邸の工法は木造軸組工法で、一般的に言われる在来工法です。基礎はべた基礎です。もちろん土地購入後に地盤調査も行って、地盤の耐力も十分であることを確認しました。間取りの中で耐力壁を設け検討することはもちろんですが、その前にもっとも重要なのは地盤の体力です。これらを踏まえ木造住宅の耐震について考えていきましょう。


耐震はどう考えればよいの?

建物には2つの力がかかります。ひとつは建物自体の重さです。屋根に積もった雪なども含まれます。もうひとつは地震や台風などの水平の力です。これらの力に抵抗するために柱の太さや梁の太さを決め、さらに建物が変形したり傾かないように強い壁をつくるのです。この強い壁を耐力壁または耐震壁と呼びます。

※耐力壁(耐震壁)
合板などの面材の壁と筋かいを入れた壁に分かれます。どちらもつくりに応じて壁倍率があり、大きい数字ほど強い壁です。

※参考
・筋かい(太さ45mm×90mm以上)・・・2倍
・構造用合板(7.5mm厚)・・・2.5倍
・筋かい(太さ40mm×90mm以上)のたすき掛け・・・4倍
耐震壁の考え方(画像をクリックすると拡大します)

耐震壁の考え方(画像をクリックすると拡大します)