積水ハウスはこれまでに215万戸を超える住宅を供給してきたトップランナー企業です。そしてエコの取り組みでも、住宅業界を牽引する存在といえます。「エコ・ファースト企業」という認定も取得しています。ここでは「グリーンファースト」などスマートハウス分野を中心に、その環境配慮の取り組みをご紹介します。

積水ハウス 「エコ」のポイント

  • ZEH仕様「グリーンファースト ゼロ」
  • スマートタウンを全国規模で開発
  • 植樹数1000万本達成 「5本の樹」計画
東京モーターショー

積水ハウスは「東京モーターショー2013」に出展。HONDAや東芝と共同で、近い将来のスマートハウスやスマートモビリティ社会のあり方についての可能性を示した(クリックすると拡大します)

まず、供給する住宅の環境配慮についてですが、「グリーンファースト」という考え方を軸に展開されています。「グリーンファースト」とは、先進のテクノロジーを駆使し、健康で快適に暮らしながら地球温暖化の防止にも貢献する環境配慮型住宅のことで、スマートハウス仕様の総称ともいえます。

そして、この枠組みの中に「グリーンファースト ゼロ」、「グリーンファースト ハイブリッドゼロ」が存在します。前者は、太陽光発電システム(太陽電池)と家庭用エネファームによるもの。後者はこれに家庭用蓄電池を取り入れたものです。

「ゼロ」については、いわゆるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の仕様。ZEHとは「一次エネルギー消費量が正味(ネット)で概ねゼロ」とすることで、国は2020年をメドに新築住宅で標準化を目指している基準です。積水ハウスでは従来の使用に比べ、開口部の断熱性能の向上を図り、その採用率は5割(2013年7月時点)を超えています。

「ハイブリッドゼロ」は、このような高い省エネルギー性能に加え、家庭用蓄電池を搭載することで防災性能をより高めた仕様だと理解すればいいでしょう。三つの電池が連動することで、停電時でも電気はもちろん、お湯も使えるようにし、通常レベルの暮らしを維持しやすくしています。
 

累積植樹数1000万本超! 「5本の樹計画」

しおつ

積水ハウスの分譲地「コモアしおつ」(山梨県上野原市)の様子。開発開始から20年以上が経過し、緑いっぱいの美しい景観となっている(クリックすると拡大します)

そして、スマートハウスによる街づくりに全国規模、それも大規模に取り組んでいるのが積水ハウスのすごいところ。2012年4月に、我が国初となるスマートタウン「スマートコモンシティ明石台」(仙台市、431戸)の街びらきを実施しました。その後、ZEHによるスマートタウン開発にも積極的に推進しており、2013年7月時点で全国16ヵ所、1670区画に広がっています。

スマートタウン開発そのものはあまり珍しくなくなった昨今ですが、その中心は首都圏など三大都市圏が中心。積水ハウスの場合は、東北の被災地や九州の福岡など、全国規模で広く開発を行っているのも特徴といえます。

さて、積水ハウスについてあまり知られていないのが、植樹に対する取り組み。実は日本ナンバーワンの植樹実績がある造園会社という位置づけがあります。具体的には「5本の樹」計画という住宅緑化プロジェクトがそれにあたり、2013年12月末で植栽本数累積1000万本を達成しています。

「5本の樹」計画は、里山を手本に、その土地その土地の気候風土に適した自生種・在来種を中心とした庭づくりを行うというもの。外構(庭など)も含めた環境づくりにまで踏み込むことで、より快適で環境への配慮した住まいづくりをするということです。

緑も含め美しい景観を維持していくことは、住宅や街の資産価値に関わること。ですから積水ハウスでは、注文住宅だけでなく、分譲住宅や賃貸住宅などの供給においても積極的に展開されており、その成果が植樹1000万本の達成というかたちとなったわけです。環境やエコという面では、もっとも積水ハウスらしい取り組みだと、私個人としては感じています。

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