注目の燃費は?

メーター

ハイブリッド専用メーター。ほかのホンダ車と同じように、速度表示の下のラインが、エコ運転ではグリーン、その中間がブルーグリーン、エンジンの仕事量が大きい加速中などはブルーになる


今回は時間の都合で100km程度しか走行できなったが、「街中3割、高速7割」でそのうち渋滞も「1割」という走行での燃費は12.1km/Lだった。高速道路が多くてアイドリングストップの時間が短い、渋滞にも遭遇した、真冬のコールドスタートを含む燃費としてはまずまずだろう。なお、JC08モード燃費で2WDのガソリン車は最高で16.6km/L、ハイブリッドモデルは21.6km/L。


ハイブリッドらしさは薄い

アイドリングストップ

アイドリングストップの再始動性は良好で、再始動時のショックも少ない。アイドリングストップ中はメーター内に「AUTO STOP」の表示がされる


外装ではバッジがやフロントグリル、ヘッドランプなどがガソリン仕様と異なりそれらしさは漂うが、ハイブリッドに期待するような先進性はやや薄味。インテリアも専用メーター程度で違いは少ない。だが、得意の低床化技術でガソリン車と同等の居住性を確保するなど、フリード/フリードスパイクならではの利点もほとんど遜色ないのは大歓迎だ。


ハイブリッドを選ぶ理由

ガソリン仕様車と比べた価格差は45万円前後と少なくないが、アイドリングストップを含めた静粛性の高さや実用燃費の差を考え、ある程度長い年数乗ってきたい、あるいは年間走行距離が多いのならハイブリッドを選びたいところ。上級グレードにはクルーズコントロールも標準装備される。

しかし、走行距離が短いのであればガソリン代だけで元は取るのは難しいだろう。発売から2週間時点の情報だが、ガソリン車が37%、ハイブリッド車が63%と後者が優勢だ。環境イメージを含めてハイブリッドへの理解が進んできた証拠かも知れない。だが、コストパフォーマンスで選ぶならガソリン仕様、燃費や環境性能を積極評価して選ぶならハイブリッドという図式は変わらない。車両価格を含めたコストパフォーマンスでガソリン仕様をハイブリッドが上回るのは、ホンダを含めてもう少し先になるかも知れない。
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