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老舗! 眺望! 24時間! 東京を満喫できる寿司店(2ページ目)

「江戸前寿司」という言葉がある通り、東京の名物料理の一つは寿司。さまざまな個性を持った寿司店が、都内あちこちで店を構えています。その中から「東京らしさ」を満喫できるお店を3つ厳選。シュチュエーション別にご紹介しましょう。

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

スカイツリーを愛でながらラグジュアリー寿司
マンダリン オリエンタル 東京『鮨 そら』

鮨そらの内観

目の前では板長の華麗な手さばき、そして窓の向こうにはスカイツリー、贅沢な空間です

漆黒のスタイリッシュな空間の中、浮き上がる樹齢350年の檜のカウンター。床から天井まで広がる窓の外には、東京湾や隅田川、天気が良ければ筑波山、そして今をときめくスカイツリーが……。そんなラグジュアリーな空間の中、素材や旬、握り方、器すべてにこだわり抜いた江戸前寿司をいただけるのが、日本橋のホテル・マンダリン オリエンタル 東京、最上階38階の寿司店『鮨 そら』です。

鮨 そらの寿司

左から赤貝、春子鯛、鮪。器は寿司が美しく見えるものを

『鮨 そら』の板長は今泉祐史さん。2011年にホテルが寿司店をオープンさせる際、誰を板長に招くべきかリサーチしたところ、築地市場の仲買人たちの中で「腕のいい寿司職人」として多く名前が挙がったのが今泉さんだったそうです(ご本人はホテルスタッフがそう説明するのを聞いて「初めて聞いた」と照れてらっしゃいましたが)。そんな板長にはつきあいの深い仲買人たちから、「今どこでいい魚が揚がった」「こんな魚が手に入りそうだ」など、最新の情報が逐一メールで入ってくるので、『鮨 そら』では旬の寿司ネタを味わえます。

その板長が大切にしているのが「お客様との会話」。その人の好き嫌いはもちろん、その日の体調や直前の食事内容、出身地などの情報をつかみながら寿司を握っていく。そして全て食べ終わったときに完成するのが『鮨 そら』の寿司なのだそうです。「中には喋らず静かに過ごしたいという方も来店されますが、間合いを見てさりげなく情報を引き出すのも職人の腕」という今泉さん、まさに一人一人の口にあった、オーダーメイドの寿司が堪能できます。

鮨そらのナプキン

ナプキンはなんとミニチュア畳紙に入っています

またホテルならではのサービスも充実。海外からの来店者も多いことから、英語、ドイツ語、スペイン語、広東語、韓国語での対応が可能。またホテルのソムリエが『鮨 そら』の寿司とあったワインを厳選し、置いているので、鮨&ワインも楽しめます。

ランチで6000円~、ディナーで15000円~(消費税込、サービス料13%別)というセットメニューもありますが、ここは板長をはじめとする職人おまかせで、自分にぴったりの寿司を握ってもらってはいかがでしょうか。

<DATA>
鮨 そら
住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリン オリエンタル 東京 38階
TEL:0120-806-823(レストラン予約フリーダイヤル)
営業時間:ランチ11:30~14:30/ディナー17:30~22:00
アクセス:東京メトロ『三越前』駅に直結

次のページでは、24時間新鮮な寿司を食べさせてくれるスポットをチェック!
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