美味いコーヒーはいつだって飲みたい
いや、確かに、豆から挽いて、ゆっくりとドリップさせて淹れて飲む、その手間や時間にもコーヒーを飲む楽しみがある事は分かります。そのゆっくりと流れる時間は、コーヒーの味や香りを楽しむための余裕に繋がって、味も香りも時間も空間も充実して、その全体がコーヒータイムなのだと、それは、その通りで、そんな時間はガイド納富も大好きです。ただ、その時間が作れないからといって、コーヒーを我慢する気にもなれません。むしろ、時間に余裕がない、忙しい時こそ、美味いコーヒーを求めてしまいますよね。人に淹れてもらうお茶やコーヒーが凄く美味しいのは、多分、そういうタイミングの問題だとも思いますが、深夜や早朝、さっと一人で淹れて飲める美味いコーヒーがあればと、特に冬の寒い夜などには、強く思います。
だから、あのコーヒーハンターズ・シリーズからドリップパックが出ると聞いた時は、本当に、期待しました。グランクリュ・カフェはもちろん、ブルーマウンテンでは、従来のブルーマウンテンのイメージを大きく変えた美味しさを、ピンクブルボンでは、リーズナブルな価格で豊かな味わいを教えてくれた、あのMi Cafetoのブランド「コーヒーハンター」ですから、美味しくないはずはないですよね。
豆の量も挽き具合も気にせずに飲める快適
焙煎、粉砕、充填、包装を同日に行う個別包装で、1バッグづつ新鮮な状態で飲める。コーヒーから出る炭酸ガスが外に逃げない、アロマを閉じ込める包装なので、袋が膨らんでいるが、これが鮮度が高く香りが良い証拠だ
特筆すべきは、豆の量とか、挽き具合とか、美味いコーヒー豆であればあるほど緊張が強いられる、それらの作業から開放されることです。専門家が挽いた豆が、専門家が決めた分量入っているという安心感は、それだけでコーヒーを淹れるハードルをぐっと下げてくれます。
淹れる際に大事なのは、コーヒーカップをあらかじめ温めておくことと、蒸らすのを忘れないことくらいでしょう。お湯の分量は、小さめのマグカップというか、少し大きめのコーヒーカップいっぱいで丁度いいようです。お湯は三回くらいに分けて注いで、注ぎ終えた後、1分ほど置いて、ドリップバッグを外せばでき上がり。濃さはお湯の量で好みに調整します。ガイド納富は貧乏性なので2杯目が飲めるかどうか、使い終わったバッグに再びお湯を注いだのですが、流石にとても薄くしか入りませんでした。やはり、1バッグで1杯飲むのが本当ですね(ただ、その薄いコーヒーでさえ、甘味と風味は健在で、それはそれで美味しかったのは内緒です)。
では、ページではどんな味が入っているのか?詳しくは、次のページで。