気持ちの良い読書スペースを作るコツ
このタッシェン ストアは、美しい本棚を作るためのリアルなお手本でもあります。天井まで棚が伸びていますが、圧迫感はありません。これは、棚をフレームで組んでいるからこそ。板で空間を区切らないので広々と見えます。本棚選びの際には覚えておきたいですね。左:本はただ背表紙を揃えて並べるだけじゃなく、時には見開きで中を見せたり、表紙の面を出して並べたりしてみると美しくキマります。右:タッシェン ストアの一角にあるリーディングスペース。家具はBALS TOKYOのものです
本好きな方にぜひおススメしたいのは、リーディングスペースの確保。タッシェン ストアにあるような大きなソファは無理でも、本棚にプラスして1人掛けのソファがあれば、ゆったりと落ち着いた気分で本が読めます。狭小スペースのインテリアの例が載っている洋書を探して、小さなリビングや書斎の作り方を真似してみるのもいいかもしれませんね。
洋書をインテリアに溶け込ませるには
洋書は表紙で魅せるのが正解! 色褪せを気にする人もいますが、よっぽどの稀少本ならともかく、本は役立ってナンボ! 中身を読み込んで、その本がなくても構わないくらいに内容を自分のものにしちゃいましょう
洋書はインテリアを引き立てる絶好の小道具ですが、背表紙だけだとインパクトが弱い、というか、冊数がないとキマりません。でも、表紙を見せたり、ページを広げて飾ったりすれば十分な存在感が出ます。お手本BOOKを広げておいて、今のインテリアはどうかな? と比較するようにすれば、自然とコーディネートのテクニックも上達しますよ。
最後のページでは、センスアップにお役立ちの3冊と、店舗情報をご紹介します。