実際のところどうなの?
工事が始まって一番トラブルの原因になってしまうのはお金の問題です。床材の色が間違った、設備の品番が違った、ワンランク上のものを入れたいなどなど。問題が起きてもすべて交換したり、やり直せばよいのです。しかしそこで「どちらが費用を負担するか」という問題が出て、トラブルの元になってしまうのです。
そして、その原因の多くは図面の曖昧な記述であったり、見積書と図面が違ったりしていることです。もちろん中には図面にも見積書にも記入されていて、施主が見落としていたということもあります。やはりトラブルを防ぐためには、第一にきちんとした図面になっているかが重要なポイントとなります。図面や見積書では次のポイントをチェックしておきましょう。
見積書・仕上表のチェックポイント!
見積もり以外はここをチェック
見積りが適正でかつ予算内に収まることがもっとも大切です。そしてその数字に愛情があるかどうかも大切です。つまり数字を動かすのは人です。やはり担当者の知識や経験も大切です。そして自分との相性をみることも大切です。相性がよければ自然とメンテナンス体制もよくなるはずです。自分で行動することを意識する
家づくりでは自分はもてなしを受ける側になります。相手の情報や知識を受けとるばかりでなく、自分でも幅広い情報を収集してまとめておくとよいでしょう。近年はネットの普及で情報は集めるばかりでまとめられず、振り回されてしまう人が多いように感じます。わからない場合は担当者に聞いたり、アドバイスも受けながら自分で決められるように整理する力も必要です。その力こそ生活スタイルの確立にもつながっていくのだと思います。