新年を機に家計の全体像を把握しよう
景気低迷がつづく中、来年の家計に不安を感じる人は多いのではないでしょうか。いったいどれくらい節約すればいいの?など漠然とした不安は、家計の全体像をきちんと把握していないことから生じる場合が多いもの。そこで新年を迎える前に家計を決算してみることをお勧めします。実態を把握すれば不安が目標に変わり、前向きな気持ちでスタートを切れる可能性大ですよ。
まずは金融資産リストを作成
まずは、我が家にどれくらいの金融資産があるのかを棚卸しします。下のように、預貯金、有価証券、貯蓄性の保険などすべての金融資産を表にして書き出してみましょう。家じゅうの資産をリストアップ!金融広報中央委員会「知るぽると」のHPでは資産の管理簿表がダウンロードできます。
リスト作成は資産の発掘作業。昔の通帳やトラベラーズチェックなど、忘れていた資産をかき集めると思った以上の金額になることも
年に一度資産リストを作成すれば、1年でどのくらい貯蓄できたか、どの程度金融資産が増えたのか、減ったのかを把握できます。流動性資産、貯蓄性資産、投資性資産の割合が適切かどうかも確認し、必要であれば配分を調整していきましょう。
金融資産がどこにいくらあるのかを把握できたら、次は家計の健全度をチェック!>>>>