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我が家の家計は大丈夫? 年に一度の家計決算

先の読めない時代だからこそ、我が家の家計の実態を知ることが大事。年一度の家計決算でお金の全体像を把握し、前向きな気持ちで新年を迎えましょう。

執筆者:村岡 里香

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新年を機に家計の全体像を把握しよう

景気低迷がつづく中、来年の家計に不安を感じる人は多いのではないでしょうか。いったいどれくらい節約すればいいの?など漠然とした不安は、家計の全体像をきちんと把握していないことから生じる場合が多いもの。

そこで新年を迎える前に家計を決算してみることをお勧めします。実態を把握すれば不安が目標に変わり、前向きな気持ちでスタートを切れる可能性大ですよ。

まずは金融資産リストを作成

まずは、我が家にどれくらいの金融資産があるのかを棚卸しします。下のように、預貯金、有価証券、貯蓄性の保険などすべての金融資産を表にして書き出してみましょう。
家中の通帳を集めてリストアップ!

家じゅうの資産をリストアップ!金融広報中央委員会「知るぽると」のHPでは資産の管理簿表がダウンロードできます。


資産の発掘作業で忘れていた昔の通帳や、旅行で使わなかったトラベラーズチェックが出て来るなど意外な収穫があることも!

リスト作成は資産の発掘作業。昔の通帳やトラベラーズチェックなど、忘れていた資産をかき集めると思った以上の金額になることも

記入のポイントは、株式や投資信託など価値が変動する資産は投資した金額でなく時価評価額を記入すること。学資保険や終身保険といった貯蓄性のある保険も金融資産とし、現時点の解約返戻金の額を書き入れてください。

年に一度資産リストを作成すれば、1年でどのくらい貯蓄できたか、どの程度金融資産が増えたのか、減ったのかを把握できます。流動性資産、貯蓄性資産、投資性資産の割合が適切かどうかも確認し、必要であれば配分を調整していきましょう。

金融資産がどこにいくらあるのかを把握できたら、次は家計の健全度をチェック!>>>>

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