一緒にいることにリアリティがあるか
その点、奥さんとなった彼女は、ときめきの導火線を持ちながらも、互いに等身大でいられるから、リアリティのある関係が築けたし、一緒に生活していく将来がはっきりと見えたのだと。どんなに恋焦がれている相手でも、一緒にいる時は等身大の自分でいること、そして、それ以上に、相手に等身大でいてもらうこと。いつも相手に等身大でいてもらうには、相手をよく観察することが大切なのだろう。
あるモテモテの芸人さんは、「相手はリアルにどんな人なのか。何を求めているのか、どうすれば喜ぶのかを注意深く観察して、正確に読みり、些細なことでも、それを実行して、好意を積み重ねる子が、モテるためのほぼすべてだ」と語っていた。
経験を積まないと見に付かないのが観察力

自分のなかにある多面性の、どこを強く出していくか。相手を知らないとできないこと
言葉にするとシンプルな術だけど、実際に、相手の求めているものを正確に読みとる観察力をみにつけるのは難しいし、それを高品質で提供できるだけの力を身につけるのも難しい。芸人さんは、「経験値を増やせば、観察力も身に着くよ」と軽やかに話していた。
たしかに、その瞬間、その瞬間に、目の前の相手に集中するという経験を積み重ねることでしか、観察力は身に付かないのかも。