ゆうちょ銀行は「貯金」
ゆうちょ銀行の貯蓄商品。ふつうの銀行との違いは?
- 銀行の普通預金 → ゆうちょ銀行では通常貯金
- 銀行の定期預金 → ゆうちょ銀行では定期貯金
- 銀行の貯蓄預金 → ゆうちょ銀行では通常貯蓄貯金
ゆうちょ銀行のそれぞれの貯金の仕組みと特徴をご紹介しましょう。
- 通常貯金 … 1円単位で、いつでも預け入れ・引き出しができます。公共料金などの引き落とし、給与や年金などの受け取りができます。ゆうちょ銀行の特徴として、キャッシュカードで、ゆうちょ銀行のATMを使って入・出金する場合は、時間・曜日にかかわらず手数料が無料です。金利は0.03%(参考:みずほ銀行は0.02%)
- 定期貯金 … 1,000円以上1,000円単位で預け入れできます。期間は、1か月、3か月、6カ月、1年、2年、3年、4年、5年から選びます。3年未満は単利、3年以上は半年複利です。金利は1か月、3か月、6カ月、1年、2年いずれも0.035%(参考:みずほ銀行は1か月、3か月、6カ月、1年が0.025%、2年が0.03%)
- 通常貯蓄貯金 … 1円以上1円単位で預け入れでき、10万円以上の預入だと通常貯金よりも金利が高くなります。いつでも預け入れ、引き出しができます。まとまったお金の一時的な預入に向いています。金利は通常貯蓄貯金10万円以上0.035%(参考:みずほ銀行の貯蓄預金は0.02%)。
また、ゆうちょ銀行独自の貯蓄商品として「定額貯金」があります。
定額貯金は6か月たてば解約できて最長10年まで
- 定額貯金 … 1,000円以上1,000円単位で預け入れできます。6カ月たてばいつでも解約することができ、そのまま10年まで預けておくこともできるのが定額貯金の特徴です。金利は3年未満なら0.035%、3年以上は0.04%。
ゆうちょ銀行の定額貯金も、普通の銀行のスーパー定期も、どちらも固定金利(預けたときの金利が満期まで適用される)なので、金利の低い時期に長期に預け入れ、その後、金利が上昇した場合は不利になります。
ゆうちょ銀行の定額貯金は、最長10年まで預けておくことができますが、6カ月たてばいつでも解約できるので、今の時期なら、金利の動向を見て、金利が上がったら預け替えることを前提に利用するのがおすすめ。一口の金額が1,000円、5,000円、1万円、5万円、10万円、50万円などと決まっているので、まとまった金額を預入れる際は、口数を分けて預けておくと必要な分だけ解約できます。
現在、ゆうちょ銀行では、定額貯金の金利上乗せキャンペーン中で、3年以上の預入なら店頭表示金利に0.1%の上乗せ! 適用となるのは2012年の3月30日までの預入です。
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