映画のイメージ写真

(C)2011「RAILWAYS2」製作委員会

2011年12月3日に全国での上映が始まった映画『RAILWAYS~愛を伝えられない大人たちへ』。島根県の一畑電鉄が舞台となった前作『RAILWAYS~49歳で電車の運転士になった男の物語』に続く第2弾は、富山が舞台で、主人公は三浦友和演じる定年間際の電車運転士。夫婦の絆を描いた感動作だ。

余貴美子、小池栄子、中尾明慶、吉行和子、仁科亜季子等のキャストも魅力だが、銀幕に登場する鉄道も重要なバイプレーヤーである。主人公の勤める富山地方鉄道を始め、富山ライトレールも「出演」している。そこで、今回は富山を走る様々な鉄道にスポットライトを当ててみた。

三浦友和が運転士に扮した富山地方鉄道の電車

地鉄の3種類の電車

地鉄の3種類の電車

富山地方鉄道、通称「地鉄(ちてつ)」は、本線、立山線、不二越・上滝線の鉄道線と富山市内軌道線(路面電車)合わせて総延長100kmを越える路線網を持つ堂々たる鉄道会社だ。大手私鉄でも阪神、京王、京阪、相鉄など100km未満の鉄道会社がいくつもあることを考えると地方の中小私鉄に分類されるとはいえ、立派なものである。黒部渓谷や立山といった大観光地へのアクセス鉄道として脚光を浴び、旧国鉄やJR、名鉄からの直通列車も走っていた華やかな過去がある。今では、クルマ主体のライフスタイルや少子化の影響を受け、他社からの直通列車はなく、主として2両編成の電車が行き交うのみだが、僅かな特急列車の運行が過去の栄光を偲ばせる。

地鉄の電車写真:(C)2011「RAILWAYS2」製作委員会