鉄道/おすすめ鉄道旅行

映画『RAILWAYS 2』に登場する富山の鉄道(4ページ目)

2011年12月3日に全国での上映が始まった映画『RAILWAYS~愛を伝えられない大人たちへ』。一畑電鉄が舞台となった前作に続く第2弾は、富山が舞台で、主人公は三浦友和演じる定年間際の電車運転士。夫婦の絆を描いた感動作だ。余貴美子、吉行和子、仁科亜季子等のキャストも魅力だが、銀幕に登場する鉄道も重要なバイプレーヤーである。今回は、富山を走る様々な鉄道にスポットライトを当ててみた。

野田 隆

野田 隆

鉄道 ガイド

名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。

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JRも富山の重要な足

北陸本線の列車

呉羽山から眺めた北陸本線の列車

映画では、富山市内の桜の名所である呉羽山が登場する。三浦友和と余貴美子演じる夫婦が寄り添って散策するシーンが思い出される。その展望台からの眺めが魅力的だ。ここからはJR北陸本線や高山本線の列車が行き交うのも遠望できる。どちらも近郊列車のみならず、特急列車も走り、首都圏、関西、名古屋から富山に出かけるときに重宝する。

はくたか

「はくたか」は首都圏からのアクセスに便利な列車だ

ところで、各地から富山へのアクセスは下記の通りだ。

(1)首都圏から 東京駅から上越新幹線で越後湯沢まで行き、特急「はくたか」利用で約3時間半。

(2)京阪神から 特急「サンダーバード」で約3時間10分

(3)名古屋から 特急「しらさぎ」で約3時間40分(米原、北陸本線経由)
または、
特急「ワイドビューひだ」で約4時間(岐阜、高山本線経由)

氷見線

富山のローカル線・JR氷見線

このほか、高岡を起点に城端線、氷見線という2つのローカル線があり、のんびりした列車の旅が楽しめる。

このように富山はバラエティに富んだ列車や電車が縦横に駆け巡り、鉄道ワンダーランドといってもいいエリアだ。映画『RAILWAYS2』で注目を浴びる富山の鉄道にぜひ乗ってみよう。

映画『RAILWAYS2』公式サイト
富山地方鉄道公式サイト
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