最強の預け先厳選10/なるはやサクサク派はスピードアップを考えて

1万円からさまざまな資産に投資できる「投資信託」

さらに貯蓄額が増えたら、投資商品を少しずつ取り入れることで利回りアップを心がけましょう。投資商品の中でも使い勝手がいいのが「投資信託」。運用はプロにおまかせで、1万円から世界中の株や債券、不動産、さらには金にも投資することができます。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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投資先は多彩に揃い、少額で分散投資が可能

投資信託DATA

 

投資信託とは多くの投資家から集めたお金で、運用のプロが投資を行う商品のこと。投資信託の投資先は大きく6つに分けられます。

まず「国内」と「海外」に分けられ、次に「債券」「株式」「REIT(不動産投資信託)」に分類されます。そして、債券・株式・REITなどに分けられないその他の資産として「コモディティ」があります。

このように、投資信託なら国内や海外の株式をはじめ、債券、REIT、コモディティなど、さまざまな投資先に少額から投資することができるのです。

たとえば新興国の株式情報を入手するのは初心者では困難ですし、そもそも個人では購入が難しい国が多いもの。また、REITなどへ投資するならまとまった資金が必要になります。その点投資信託なら、個人では買いにくい投資先や商品へも1万円から投資できるというメリットがあります。また、難しい運用はまるごとプロにおまかせできるので、まさに投資初心者にうってつけの商品なのです。

投資信託の運用スタイルは、日経平均株価など特定の指数に連動し市場平均と同等のリターンが得られるインデックス型と、ファンドマネジャーが銘柄や投資タイミングを選択して市場平均以上のリターンを目指すアクティブ型の2タイプがあります。投資先自体が成長性があると思うならインデックス型、リスクを覚悟で市場平均以上のリターンを目指すならアクティブ型など、投資先や取れるリスクに応じてタイプを選ぶといいでしょう。
投資信託にはさまざまな投資先がある(イメージ)

 

証券会社連動のネット預金口座なら資金移動もラクラク

投資信託は、銀行やゆうちょ銀行、信用金庫、証券会社などで購入できます。品揃えの多さでいえばダントツは証券会社!ただ、普段あまり証券会社を使う機会がないため、口座を開いても買い付け資金を移動するのが面倒で…という人もいるのでは?

そんな人は、預金残高がそのまま証券会社の買付余力に反映される、スイープ機能の付いたネット銀行を利用するのも得策です。

現在、スイープ機能のあるネット銀行は、住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行、楽天銀行の3行。それぞれ同グループの証券会社でスイープ機能が使えます。預金金利も通常の普通預金と比べて高めです。

次のページは、月1000円からコツコツ増やせる!「投信積立」です。

取材・文/滝田知歩 監修/藤川太(ファイナンシャル・プランナー)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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