おいしいコーヒーで一日にリズムを
バリスタ歴3年の吉岡さん。エスプレッソマシンは真紅のラ・マルゾッコ。
そして、コーヒー豆を都市生活のリズムにはめこんでいくために選ばれたのが、小林氏が性能もヴィジュアルも気に入って選んだという真紅のラ・マルゾッコです。
小さいながら、座ってコーヒーを楽しめるスペースも設けられています。
なるほど、セクシーな弧を描くエスプレッソマシンの造形にも、壁のアートにもグルーヴ感が漂いますね。
オープン前日、調整中のマシンでラテをつくっていただきました。
「甘くてジューシーなコーヒーが好きです」と吉岡さん。Roots & Beat Coffeeのブレンドはエチオピア産の豆を中心に構成されています。
注文の際、吉岡さんに好みを伝えればエスプレッソの濃さなども調節してくれるはず。バリスタとのなにげない会話も、コーヒースタンドの愉しみのひとつ。ご遠慮なくどうぞ。
カウンターの上では、コーヒーに合うブラウニーなどの小さなスイーツも販売。もちろん、pour-kurで焼きあげられる素敵なお菓子たちです。
カフェラテはSサイズ340円、Mサイズ380円。
気持ちのよい一日のリズムが生まれるコーヒースタンド。しかもショップの正面には、植物の不思議を求めて世界を駆けめぐり、”プラントハンター”の異名をとる西畠氏が中国から運んだ「ハンカチの木」が枝をひろげています。
冬のあいだはごくありふれた、どこの公園にもあるような木にしか見えないけれど、春に花が咲くと一転、枝々に大きな白いハンカチが無数に下がったような姿に変身するからこの名がつけられたという中国原産の高木。日本では大きく成長しないので、このような大木の姿を愛でられるのは貴重なことなのですって。
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