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名付けの理由……子供の名前に親としての想いや願いを込める
わが子の幸せな将来、親の願いを名前に込めるパターン。意味合いが伝わるように字を当てていく、オーソドックスな手法です。漢字そのもので表現する直球勝負の名前がある一方で、字の組み合わせから意味を連想させるなど、プラスαの想いを込めるご家庭も多いようです。名付けの理由:女の子編「かわいらしく美しく」と願いを込めて
- 彩花/あやか:色とりどりの花をまわりに咲かせるような子になってほしかったため、「あやか」と名付けた。(30代・女性)
- あゆみ:美しく歩んでほしい(歩美)と考えましたが、字数があまりよくなかったため、ひらがなにしました。(30代・女性)
- 月華/るか:月のように控えめだけど華やかさがあってほしいと言う意味でつけました。あと画数も見ました。(30代・女性)
- 綺芽/あやめ:中学の先生が、「花は美しく、決しておごらず。花のような人になってください」と言っていたのを覚えていたので、花か植物の名前をつけたかった。平仮名にしたかったが、苗字がカタカナなので、美しいを意味する「綺」とすくすく成長して飛躍してほしいという願いをこめて「芽」という漢字を当てました。(30代・女性)
- 唯花/ゆいか:両家の両親にとって初孫だったことと、親戚中ではじめての女の子なので唯一の女の子=「お花のような存在」という気持ちをこめました。字画も良く、響きが良かったことから決めました。(20代・女性)
名付けの理由:女の子編「こんな風に育ってほしい」と期待を込めて
- 寧々/ねね:世の中がどうであれ、いつもやすらかでおだやかな気持ちでいてほしい。そして周りの人をそういう気持ちにさせるような子にと、願いを込めました。あとは呼びやすさでしょうか。一度聞いたら、すぐに覚えてもらえるし、声をかけやすいと思いました。(30代・女性)
- 来夢/らいむ:夢を実現できる子、夢を持って生きる子になってほしいので。 名前の響きもかわいいし候補です。(20代・女性)
- 和葉/かずは:人と人との和を大切にしてほしいという願い。また、覆い茂る葉の様に伸び伸びと健やかに育ってくれるようにと思い名付けました。(20代・女性)
- 侑奈/ゆうな:「侑」には人を助けるという意味があり、人を助けるやさしさと、助けられるだけの能力を備えた人に育ってほしいという想いを込めた。「佑」の字も候補に出たが、あまり使われない「侑」の字を使った。また、「奈」は生まれ育った地名の一字。多分、ここから出て行くことになると思うので、名前に入れた。ゆうなという言葉の柔らかい響きも気に入っている。(30代・女性)
- 愛/めぐみ:愛に恵まれる子に育ってほしいと思いつけました。(30代・女性)
- ゆめ:本当は「結女」と付けたかったが、苗字とダブる漢字があり、バランスを考えてひらがなにした。 人と人とを結ぶ優しい女性になってほしいと願って付けた。ひらがなの表す、柔らかさ・しなやかさをもった人になってほしい。(20代・女性)
名付けの理由:男の子編「力強く生きる人」という意味を込めて
- 有吾/ゆうご:「吾思う故に吾有り。」自ら考え、自分の道をしっかりと歩んでいってもらいたいという想いを込めました。また海外でも通じやすい名前に。(30代・女性)
- 颯真/そうま:時には勇ましい、時には優しいみんなの周りをふく風のような子になってほしい。また、真の心を持てる子になってほしい。(30代・女性)
- 朋拓/ともひろ:政治家の夫が息子に残せるものは財産ではなく、信頼関係で結ばれた人との絆ということから画数の合う「朋」と、その絆を背景に自分の力で切り拓いていけるバイタリティをもてるようにと名付けました。(30代・女性)
- 巧真/たくま:早生まれだったので、他の子に負けないよう、器用に真っ直ぐ頑張ってほしいとの想いを込めた。字画も参考にしたが、呼びやすさや名字とのバランスも重視した。(20代・女性)
- 蓮/れん:泥の中でも美しい花を咲かせる蓮のように、たくましく生きていけるように。またパパの名前も漢字一文字なので、合わせて。(30代・女性)
- 寛太/かんた:我々両親が音楽好きであるため、スペイン語の歌う(Cantar)から「カンタ」とした。漢字は広い世界で堂々と生きてほしいという願いをこめて「寛」という字を使った。
名付けの理由:男の子編「自分らしく、伸びやかに」と希望を込めて
- 良太/りょうた:素直で良い子に育ってほしい。のびのびと育ってほしい、という意味で名付けた。(30代・男性)
- 煌士/きらと:煌→きらびやか光り輝く人生に、多くの人をひきつける魅力的な男の子に。士→男らしく生きる人に、知識が豊かで優れている者に。(20代・女性)
- 莞爾/かんじ:主人がどうしてもこの子には学歴社会に縛られて自分を見失う人生を送ってほしくないと、『にっこり微笑むさま』という意味の「莞爾」をつけることに。「爾」は私が好きな文字。(30代・女性) 浩大/こうた:心がひろく、おおらかな人になってほしいと願い名付けた。大を「た」と読ませることには躊躇したが、大きいという意味をつけたかったので当て字でもいいと思い付けた。(20代・女性)
- 達来/たつき:すらすらと物事が達成できるようにということと、いつも未来を見据えて前向きに生きていってほしいという意味を込めて。(30代・女性)
- ゆうり:本当は漢字でつけたかったのですが、どの姓名判断をみても字画が悪かったのでひらがなに。全ての物事が本人の利益(advantage)になるようにとつけました。(20代・女性)
- 奏士/そうし:親が音楽を通じて知り合ったこと、そして子供にも音楽を楽しんでもらえるように音楽に関係した名前を付けたくて、「奏」の字、男の子として強い面も持ってほしいということで「士」を選びました。 また、人生を自分らしく奏でてほしいという意味もあります。(20代・女性)
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