株式戦略マル秘レポート/横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

年初来安値更新銘柄に有効な投資法とは?

ギリシャに続きイタリアにまで広がったユーロ圏の債務危機問題に翻弄され、世界の株式相場は軟調な展開を余儀なくされています。日経平均株価も例外ではなく、その影響を受けて年初来安値に接近する、もしくは更新する銘柄も出てきています。このような銘柄をどう取引すれば儲けられるのでしょうか?有効な投資法を伝授します。

横山 利香

横山 利香

投資をはじめてみよう ガイド

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)、日本FP協会認定ファイナンシャルプランナー、相続士であるガイドが、自身の投資体験を元に、株式投資や不動産投資を中心とした投資情報や資産運用を紹介。

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ギリシャに引き続きイタリアに飛び火したユーロ圏の債務危機問題は、2011年11月に入ってからも世界の株式相場を翻弄させています。

日経平均株価は、年初来安値に迫る展開を余儀なくされる等軟調な展開となっています。その影響を受け、株式相場では年初来安値を更新する銘柄も目立ってくるようになりました。

年初来安値とは?

年初来安値とは、年始の大発会(株式相場が始まる最初の日)以来、その年で最も安い株価のことを言います。

たとえば、日本を代表する企業の一つであるソニー(6758)も、11月10日に1,310円の年初来安値を更新しました。ソニー(6758)の2011年年始からのチャートを見てみましょう。

チャート

ソニーのチャート。Yahoo!ファイナンスより。拡大画像あり


下がり続ける株価の様子を見てげんなりした投資家も多いかもしれませんが、お目当ての銘柄が初来安値を更新する状況になると、「安くなったから買いたい」と思う投資家もいることでしょう。

株式相場が軟調な場合には、どうしても年初来安値に接近、もしくは年初来安値を更新する銘柄が増えてしまう傾向にあります。

年初来安値を更新する、もしくは接近するそれぞれの場合に有効な投資戦略を、次のページで解説していきます。
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