うつむき読みで電子書籍を楽しむコツ
電子書籍を、デスクに置いたり、ソファに座って太腿の上に置いて読んでいる方の場合、長時間のうつむき姿勢が、首のこりや肩こりを招くことが多いようです。この姿勢での読書を続けると、首の生理的なカーブが失われ、「ストレートネック」と呼ばれる症状が出てくることもあります。首のこりを感じたときには、以下の解消ストレッチを取り入れるようにしましょう。
■首すじエクササイズ
- ゆっくりと、あごを上げながら頭部を後方に傾ける
- 精いっぱい後方に傾け、5秒保つ
- ゆっくりと、頭部をまっすぐに戻す
- 次は、ゆっくりと、左方向、そして右方向に頭部を傾ける
■首すじマッサージ
- 首の付け根から、両手の指の腹でゆっくり小さな円を描くように指圧する
- 両手の指の腹で、頸椎のわきを指圧していく
- 首の骨の脇をなぞるように、指の腹のあてる位置を降ろして指圧していく
- 肩の付け根まで降ろしたら、今度は、上方向に指圧する
指の腹で首を指圧
寝ころび読みで電子書籍を楽しむコツ
いつも電子書籍を、寝ころんで胸元や腹部に置きながら読んでいる方、腕や手首のコリや痛みを感じませんか。そのコリが原因で、電子書籍を読むのを中断したりすることはないですか。そこで、腕や手首のコリの解消ストレッチで腕をほぐして、また電子書籍を楽しんでみてください。■下腕と手首をリラックス
- 右肘を曲げて、左手で軽くはさむ
- 右手首の力を抜いて、右腕をブラブラさせる
- 左手で、右腕のはさむ位置を変えながら軽く指圧していく
- 次に反対側をほぐす
ブラブラと腕の力を抜きます
■腕のほぐし
- 手のひらで軽くげんこつをつくり、少し内側に手首を曲げる
- そのまま、腕をねじるように回していく
- ゆっくりと内回し、外回しを繰り返す
ゆっくり腕をねじるように
目が疲れにくい文字サイズを選ぶ
また目の疲れに関しては、電子書籍は、文字サイズが変えられるのも大きなメリット。加齢とともに、小さめの文字は読みづらくなるもの。無理をして読み込み続けるのは、目に負担をかけ、眼精疲労をひきおこしたり、視力にも悪影響を与えかねません。自分にとって無理のない大きさの文字に調節しましょう。こうして、快適な電子書籍の使い方を身に付ければ、取り入れる情報量ももっと多く豊かになるはず。それには体の部位に負担をかけすぎない、ちょっとした思いやりが大切なのです。