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子連れ旅行の飛行機(2ページ目)

海外子連れ旅行で心配なのが機内でのこと。そもそも航空機の利用に年齢制限があるの?機内で子供向けのサービスがあると聞いたけれど具体的には?? 大泣きされたらどうしよう等々、親の不安は尽きません。海外子連れ旅行の飛行機のイロハを特集します。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

月齢・年齢別でリクエストできる子供向け機内食 

航空機

ベビーミールやチャイルドミールは事前リクエストが必要

ミールサービスもすべてリクエストベースです。特に外資系航空会社の場合、黙っていては大人と同じ食事が運ばれてきますので、注意しましょう。アレルギーがあるお子さん、食事制限がある場合にも、それらに応じた特別機内食を提供することは珍しくありません。まずは予約時に相談してから、リクエストをあげます。

ミールサービスは、大きくわけてベビーミールとチャイルドミールにわかれます。日本の航空会社の場合、ベビーミールは月齢や発達にあわせ2種類(離乳食と幼児食)を用意しています。離乳食は0~8ヵ月を目安に、おおむね瓶詰のものが提供されます。幼児食(9ヵ月~2歳)はホットミール(温かいお食事)とバナナなどの果物、菓子類を組み合わせたものが一般的です。外資系航空会社や、日本の航空会社とのコードシェア便は、その限りではありません。心配であれば、瓶詰で未開封のものを航空会社へ申告のうえ持ち込むようにします。

チャイルドミールは、2歳以上12歳未満のお子さんが対象で、子供が喜ぶメニュー内容で提供されます。チャイルドミールも、ベビーミールと同様に常に搭載しているわけではなく、事前リクエストで対応してくれます。小学生の中高学年ともなると、大人と同じ機内食でなくては、量的にもの足らないかもしれません。また、大人がチャイルドミールをリクエストすることはできません。

 

機内で配布される無料のおもちゃ 絵本は日本から持参を 

お子さんの搭乗に、日本の航空会社では簡単なプラモデルやぬり絵などオリジナルの玩具を用意して、無料で一つプレゼントしてくれます。事前にリクエストする必要はなく、客室乗務員が席に届けてくれます。できればミニカーや人形など、小さな一人遊びができる愛着のある玩具を、機内にもっていくとよいでしょう。

また機内では、絵本の貸出サービスもあります。ただし外資系航空会社を利用する場合は、日本語の絵本が搭載されていないことが多いので、できれば日本から日本語の絵本を持参するのがよいでしょう。

粉ミルクや紙おむつは使い慣れたものを日本から持参 

粉ミルクや紙おむつは、万一に備え機内にも搭載していますが、数に限りがあります。特に粉ミルクは日本から持参すること。哺乳瓶なども使い慣れたものを持参するようにします。湯は客室乗務員が用意してくれますので、持参の粉ミルク(粉末)と哺乳瓶を渡して作ってもらうようにします。機内への液体物の持ち込みは制限されているので注意しましょう。また、離乳食を食べるのに必要なスプーンやフォーク、エプロン類も搭載されています。倒してもこぼれないストロー付マグカップなどのコップ類を持参すれば、機内搭載のジュース類を入れてもらえるので、トレーニング中のお子さんも安心です。
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