iPod/iPod classic,iPod touch活用術

iPod活用術~自宅でHiFiオーディオ化(2ページ目)

自宅に立派なオーディオシステムがあっても、CDを探し、ケースから取り出してセットするのは面倒なものです。 一方、全てのCDを詰め込んだiPodは大変便利ですが、HiFiオーディオに「アナログ接続」するとモノ足りません。そこでオススメしたいのが「デジタル接続」。音の違いの理由と、増加しつつある対応機器をご紹介します!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

対応機器~その1~最新で手頃な方法!

CD6003

 2009年7月中旬に発売されるマランツのCDプレーヤー「CD6003」は、標準価格が49,800円とお手頃。対応ビットレートは、MP3が32~320kbps、AACが8~320kbps、WAVは16bit、32/44.1/48kHzとなっているので、iPodへの収録時、音質がそこそこで良いものはAAC圧縮で容量の節約を、音質を重視したい場合は、非圧縮のWAVを選択すると良いでしょう。

但し、「CD6003」はプレーヤーなので、ヘッドホン端子は搭載しているものの、スピーカーから音を出す場合は、別途アンプが必要です。


対応機器~その2~AVアンプ

VSA-LX52

パイオニアのAVアンプでは2008年より、iPodのデジタル接続に対応したモデルが登場しています。2009年7月に発売の新製品VSA-LX52とVSA-1019AHでは、第5世代以降のiPodやiPod nano、iPod classic、iPod touch、iPhoneに対応し、アンプのGUI画面からのiPod操作性も向上していて、注目に値します。
 

さいごに

iPodからのデジタル入力が可能なのは、アップル社からライセンスを受けた機器に限定されます。これは、アップル社が独占的に利権を得る為でなく、著作権保護の観点から、出力できる機器を制限しているものと思われます。無制限にデジタル出力を許してしまえば、iPodから無制限にコピーが可能となり、違法なコピーに繋がる可能性が高い為です。

今後、もう少し安価なオーディオ機器も、iPodからのデジタル入力に対応してくれれば、iPodの音質向上につながり、さらに楽しみが広がりそうです。当オーディオプレーヤーサイトでは、今後も、iPodをHiFi化するオーディオ機器に注目してゆきますので、お楽しみに!
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