年金収入だけになっても
負担にならない保険料かをよく考えて
老後に向けて、保険料を払っていけるかよく考えてみて。
通常の医療保険は、50~60代でも月3000円~5000円、引受基準緩和型で月4000円~7000円。夫婦で月1万円前後が目安といえそうです。
なお50代以降、終身型の医療保険に加入しようとすると、保険料の払い方は終身払いしか選べない商品が多いようです。保障が必要な限り、80歳になっても90歳になっても保険料を払う必要があるということです。ですから、将来の収入、つまり年金収入だけになっても払っていける保険料かをよく検討することが大切です。
同じ月1万円でも、現役のときと年金収入だけの高齢期では負担感が違います。もちろん、今後の物価の動きでも負担感は変わってくるでしょう。その辺のところを、想像力を働かせてよく考えてみてください。
もし、払っていけそうもないと思ったら、今の医療保障だけでもいいとあきらめる勇気を持つことも大切なのです。