生命保険/保険料の目安

子ども独立後の保険料目安は夫婦で月1万円前後(2ページ目)

必要な保障を準備するための保険料の目安―中年世代編です。子どもが独立した後の中年世代は子どものための死亡保障は不要になります。一方、医療保障は本格的に必要になってくるため、医療保障を重視した見直しをします。では、保険料はどれくらいを見込めばいいでしょうか?

執筆者:小川 千尋

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年金収入だけになっても
負担にならない保険料かをよく考えて

老後に向けて、保険料を払っていけるかよく考えてみて。

老後に向けて、保険料を払っていけるかよく考えてみて。

下表は、入院日額5000円の終身型で、通常の医療保険と引受基準緩和型の保険料をピックアップしたものです。保障は入院・手術・先進医療のシンプルなもので、比較的、保険料の安い商品をそれぞれ4つ選び、安い保険料から高い保険料を記載しています。

通常の医療保険は、50~60代でも月3000円~5000円、引受基準緩和型で月4000円~7000円。夫婦で月1万円前後が目安といえそうです。

引受基準緩和型の保険料は、通常の医療保険の1.3倍~1.6倍。

引受基準緩和型の保険料は、通常の医療保険の1.3倍~1.6倍。

なお50代以降、終身型の医療保険に加入しようとすると、保険料の払い方は終身払いしか選べない商品が多いようです。保障が必要な限り、80歳になっても90歳になっても保険料を払う必要があるということです。ですから、将来の収入、つまり年金収入だけになっても払っていける保険料かをよく検討することが大切です。

同じ月1万円でも、現役のときと年金収入だけの高齢期では負担感が違います。もちろん、今後の物価の動きでも負担感は変わってくるでしょう。その辺のところを、想像力を働かせてよく考えてみてください。

もし、払っていけそうもないと思ったら、今の医療保障だけでもいいとあきらめる勇気を持つことも大切なのです。

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