防水スマートフォンでも過信は禁物

スマートフォンの中には防水機能を搭載した機種も増えてきました。防水(IPX5/IPX7)仕様ということで、規格上は1mまでなら水没しても大丈夫ということになりますが、水没した衝撃でmicroUSB端子カバーなどが開閉してしまった場合、防水効果は失われ、本体が故障したり、データが消失してしまいます。

とはいえ、水没や水濡れの程度やケースにあわせて、きちんと対処をすれば、データ消失ぐらいは回避できるかもしれません。スマートフォンで、水没などさせてしまったときの対処方法を解説します。


防水機能対応のスマートフォンの場合

2011年8月現在販売されている防水スマートフォンは、防水(IPX5/IPX7)仕様です。

IPX5は、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から1分あたり12.5リットルの水を最低3分間注水する条件で、あらゆる方向から噴流を当てても、電話機としての機能を有することを意味します。IPX7は、常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに電話機としての機能を有することを意味します。

と、聞くと、防水スマートフォンなら水濡れも水没も大丈夫と思われがちですが、これはあくまで衝撃などで破損やカバーが外れるといったアクシデントがない場合です。先に述べた通り、落とした衝撃で端子カバーがはずれて防水機能が失われてしまうケースもあるので過信は禁物です。

■水に濡れてしまった場合
まずは少量の真水で濡らしたタオルなどで本体を必ず拭きましょう。泥汚れなどが付いている場合は、タオルに多めに真水を含ませて拭き取りましょう。

汚れが酷い場合や海水が付いた場合は、お湯を含ませたタオルでよく拭き取るか、水道水などで水洗いします。ただし水洗いする場合は、microUSB端子カバーがちゃんと装着されていることを確かめてから洗うようにしましょう。万が一を考慮して端子カバー部には水がかからないようにしたほうがよいでしょう。

■水没させてしまった場合
程度にも寄りますが、水没させた場合は防水スマートフォンといえども本体内に浸水している可能性が大きくなります。まず電源が入った状態であれば、電源を切ります。濡れた状態で電源を絶対に入れないでください。

次に、乾いたタオルなどで本体の水分を拭き取ります。本体の水分を拭き取ったら、裏蓋を外し、バッテリ、メモリカードを外しましょう。水が浸水してないか確認し、水滴があれば、乾いたタオルで丁寧に拭き取りましょう。

そのまま丸一日~二日直射日光が当たらない日陰に陰干しして自然乾燥させてください。乾燥したら、バッテリを戻し、電源が入るかを確認しましょう。

防水対応のREGZAundefinedPhone

しっかり乾かすことが大事です


この時点で電源が入れば、暫定的ではありますが利用できます。しかし、本体内などに水と微細な不純物が入り込んでいる危険があるので、データのバックアップなどを取るなど、最小限の利用にとどめ、キャリアショップで修理・点検に出しましょう。

防水スマートフォンは、裏蓋、microUSB端子カバーがしっかり装着されていれば、水濡れ、防水に対して、高い防御ができます。裏蓋、microUSB端子カバーの開閉後は、それらがしっかり装着されているかを確認しておくことが大切です。


次のページでは、防水非対応のスマートフォンの場合を解説します。