パブの味わいをご家庭で
印象的な缶のデザインとキメ細やかな泡が沸き立つ専用グラス
リアルエールとは?
厳選されたモルト=麦芽が、リアルエールの基本原料
まず、リアルエールの“リアル”の意味は、「良質の伝統原料(モルトとホップのみ)を使用し、樽などの最終提供容器で二次発酵させ、さらに熟成をさせたビール」ということ。濾過や熱処理を行わないので酵母が生きており、それが味わいの深みへとつながる。
また、炭酸ガスが自然に逃げる開放容器で造られるので、炭酸ガスはほとんど含まれず(外部からも注入しない)、非常になめらかな舌触りになる。また、添加物や保存料など人工的なものをいっさい使わない、まさに「伝統の」「昔ながらの」「本物の」「本当の」=「リアルな」飲み物なのだ。
発祥はイギリス。喉ごしや爽快感を追求した「近代ビール」に飽きたイギリス紳士らが、昔を懐かしみ復活させたのが発祥という。
お店で注ぐ入れ物こそ、「二次発酵」をさせる容器。出来立てを飲めるのがポイント
ちなみに、この“エール”に対抗するのが“ラガー”(=下面発酵による低温製造)。日本の大手ビールはほとんどがこのラガータイプだ。
つまり、この“リアルエール”、止渇飲料としてではなく、深みやなめらかさ、旨味とコク、そして長く続く余韻をゆっくり楽しむ飲み物なのである。
開発は、難航……
ウィジェット方式の内部はこうなっている
このカプセル部分がリアルエールの踊る泡のカナメなのだ
さて、その味わいは?