子育て特集/子育てマネー

学資保険・こども保険 子どもの保険を選ぶポイント5(2ページ目)

子どもが生まれたら、将来の教育費が気になるもの。パパ・ママに何かあっても困ります。いざと言うときに困らないように、将来のためにしっかり準備しておきましょう。定期的に教育資金を貯めることのできる学資保険・こども保険の賢い選び方をご紹介します。

山口 京子

執筆者:山口 京子

家計簿・家計管理ガイド

足りない分の教育費を準備

家族

貯蓄や保険を組み合わせて教育資金を準備しよう

――教育資金を貯めるのは、学資保険じゃなくて貯金でもいい?

山口さん:
今どのくらいお金があって、いつまでにいくらあればよいかという目標ができたら、次は貯める方法を考えましょう。貯金が充分あるという人は、貯金でもいいですよ。

今回の特集で繰り返しお伝えしてきたように、家計のバランスが重要です。日々の暮らしに必要な「使うお財布」、5年以内に使うお金を貯める「貯めるお財布」、当面使う予定がないお金は「増やすお財布」、病気や不測の事故に備える「備えるお財布」、4つのお財布を意識して、お金を貯めていきましょう。

ポイント2:
どの方法でいくら貯めるか決める

>> 参考: チビタス特集「妊娠・出産はお金を貯めるチャンス」

お金を貯めながら保障を受けられるのが学資保険(こども保険)

――学資保険(こども保険)のメリットって何?

山口さん:
学資保険(こども保険)とは、決められた保険料を支払うと、満期時(18歳満期、22歳満期など)に満期保険金が受け取れるというもの。教育資金を準備するための手段の一つです。また、学資保険(こども保険)は万が一親が亡くなっても、満期時には保険金を受け取れるので、進学時にお金を用意することができます。貯金をしていても、ついつい何かに使ってしまいがちですが、教育費という目的をもった保険ならしっかり計画的に貯められるというメリットもあります。定期保険を解約する人はたくさんいますが、学資保険(こども保険)を解約する人はめったにいません。

終身保険の短期払い(10年または15年で保険料を払い終える払い方)も、人気があります。一般的に、終身保険は保険料の払い込みを終わると、払い込んだお金よりも戻ってくるお金(解約返戻金:かいやくへんれいきん)の方が多くなり、年々増えていくという特徴があります。

大学入学時を目標にお金を貯めるとしたら、学資保険よりも死亡保障が大きくなることが多く、解約の時期も自分で決められるので、学資保険と合わせて検討してみるといいでしょう。共働きのご家庭では、ママも保険に入っておくとより安心ですね。
>> 参考: 「保険選びの基本ルール10」

ポイント3:
学資保険・こども保険でしっかり教育資金を貯める



>> 子どもの医療保障はどうする?
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