気を許している相手だからこそ、必要以上に甘えてしまったり、好感を持たれたくてやったことが逆効果になってしまったり……。
せっかくの楽しい旅行に水を差さないためには、どういったポイントに気をつければいいのでしょうか。
予約~出発までに揉めたら楽しめない!
レジャースポーツ目的もいいけど、恋人とふたりきりだからこその演出も、プランのひとつと考えて。
日頃から出張ばかりしている職業の人や、旅行が趣味といった「達人」級の相手と一緒ならば、ある程度おまかせできるかもしれませんが、旅慣れていない人、ましてやカップルで旅行するのは初めてという人にとっては、どこから段取りすればいいのかわかっていないことも。
■目的がはっきりすれば、行き先が絞られる
友達同士やグループの旅行とカップルの旅行との大きな違いは、決して行き先やレジャーそのものが目的ではないということ。
しかし「ふたりきりで旅行」すること自体が目的だと、行き先はどこでもいいわけですから、逆にあっちもこっちもいいと迷ってしまい、なかなか決められなくなってしまいます。
そんなときは、ネットや情報誌などで「カップルにおすすめ!」なプランから選ぶほうが無難です。定番なコースというのは、それだけカップルに評判がいいということです。いつの世も、ハネムーンにハワイを選ぶカップルが多いのは、多くのカップルにとって便利(カップル向けのホテルが多い、日本語が通じる)だからです。
マリンスポーツなど目的がはっきりしている場合は、行き先を決めるのも比較的簡単です。
ここで大事なのは、友達同士と同じ感覚で宿を選ばないこと。カップルで行くのですから、アフターをロマンチックに演出できるホテルなど、カップルならではの楽しみ方ができる宿をセレクトして。
■時間と費用は「ない」ほうに合わせる
二人以上の旅行においては基本的なことですが、お互いの懐具合とスケジュールに余裕を持つことは、旅行を楽しむ上でもっともはずせないポイント。恋人同士だからこそ、友達相手より見栄を張ってしまい後で苦労したり、無理して有給を取ったばかりに旅先にまで仕事の電話が鳴りっぱなし……ということのないように。
なお、女性は月経のリズムを考慮して日程を決めるのがマスト。どうしてもぶつかってしまうときは、婦人科で月経時期をずらす薬もあるので、早めに相談を。
(予定日の一ヶ月以上前。直前では間に合いません)
たとえ彼氏がビギナー級だからって「頼りない」とダメ男の烙印を押すだけでは、楽しい旅行にはなりません。
ふたりで行く旅行だからこそ、傍観や批判するだけのオーディエンスではなく、参加するプレイヤーとして、計画から楽しみましょう。