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震災後4か月、これからの家計管理(2ページ目)

東日本大震災後、全国的に自粛ムードが続き、消費が抑制され、個人的なお金は手元や口座に残った方も多かったでしょう。逆に物が不足しては困ると買いだめに走り、通常よりお金を使ったという人もいたようです。このように消費者に影響をもたらした震災より4カ月たち、徐々に物流や自粛ムードも改善してきています。消費者の行動、心理状況もようやく通常に戻りつつあり、震災の教訓を生かしつつも平常を取り戻そうとしています。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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投資はどうするべき?

震災後4か月、これからの家計管理

消費に臆病にならない。みんなで力を合わせる時だからこそ、消費が必要なのです。

東日本大震災では、直後より株価が下がる、円高になるなどの影響があり、株式投資、投資信託などをしている人は安全重視に切り替わっていったようです。

自然災害の影響がある、ないにかかわらず、投資はできるだけ分散し、リスクを最小限にしていったほうがよいというのは私の考えですが、貯蓄の率も増やし、万が一の時に生活に充てることができるお金、せめて年収の半分でも貯蓄として保有して、それと合わせて投資していく、という方法がベストかもしれません。

大きなリスクを取り、大きな収益を狙うこともよいかもしれませんが、そこは価値観。リスクが大きいということは、失い可能性も高いということになります。いつ、どのようなことが起こるかわからない現代ですから、できるだけリスクには備えておいたほうがいいのではないか、と考えます。

臆病になり過ぎない!

震災後の家計や貯蓄などについて思ったことを書かせていただきましたが、一番言いたいことは「消費に臆病にならないこと」。必要な消費は無駄が出ないように消費し、残りは蓄える。蓄えるだけではなく、義捐金の一部として募金してみることもいいですね。

個人のお金は日本経済の土台です。被災地の復興、日本経済の活性化のために、必要なところにはお金を使っていきたいものです。自粛して、消費しない生活は、だれのためにもならないことが多いのです。
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