上質感漂う顔つきに

フロントマスク

ヘッドライト、バンパー、リヤコンビランプを一新し、とくに顔つきは鋭くキリリとした印象だ。価格は「V350トレンド」が449万、「V350アンビエンテ」が617万円、「V350アンビエンテロング」が637万円

サードシートまで大人がキチンと座れるミニバンといえば、アルファード/ヴェルファイアやエルグランドが思い浮かぶ。しかし輸入車ではこういったモデルは極めて少なく、メルセデスベンツのVクラスは貴重な存在といえる。根強いファンが多いVクラスがサスペンション変更を含めたマイナーチェンジを行ったので乗り味を含めて報告しよう。

まず全体的に、スマートな雰囲気に変わった。フロントバンパーやヘッドライト、リヤコンビランプを新デザインとして上質感を追求した成果だ。キリッとしたヘッドライトにより、改良前よりも顔つきが引き締まっている。バイキセノンヘッドランプを「アンビエンテ」に標準、「トレンド」にはオプション設定して安全性を向上している。

インテリアも質感アップ

リヤビュー

ボディサイズは標準が全長4770×全幅1910×全高1900mmで、「アンビエンテ ロング」になるとが全長5015×全幅1910×1930mm。取り回しをある程度気にするなら標準、居住性と積載性に重きを置くなら後者だろう

内装は、シートデザインの変更や間接照明の追加と小幅な変更にとどまる。サードシートまで手抜きのない大きなシートサイズは健在で、シートアレンジの際は、一脚35kgものシートを取りはずす必要があるなど、一度変えるともう変更したくないし、はずしたシートの置き場に困るなど、日本のライフスタイルには合っているとは言い難い。ただ、2列目をはずして3列目をゆったりしたリムジンのように使っている人もいるし、3列目をはずして広大なラゲッジを日常的に使っているユーザーもいて、この使い勝手に惚れているオーナーがいるのも確か。また、「座る」というシート本来の機能でいえば、アルファード/ヴェルファイアやエルグランドもVクラスには及ばない。

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