マンダリン・オリエンタル・バンコク(2ページ目)

最高級ホテル自慢の、スイート

35室あるスイートはどこも90平米以上の広さがあり、部屋についた名前（なかには作家の名前の部屋も）の雰囲気や個性に合わせた調度品などが施され、今もその趣を語り続けています。インテリアのこだわり、重厚感、高級感、そして窓から見える景色と部屋の雰囲気のバランスなど、どれを取ってもこのホテルのスイートを越えるところはないとまで言われているほどです。

タイらしいきめ細やかさが光るサービス

タイらしい控えめながらきめ細やかなサービスが世界的に高い評価を受けており、そのサービスを受けたいがために、このホテルを選ぶというゲストもいるほど。スタッフの1人1人が非常に高いプロ意識を持っており、クオリティーの高いサービスやホスピタリティーを味わうことができます。アメリカのコンデナスト・トラベラー誌などの権威ある雑誌の調査でも、常に世界のトップクラスに選ばれているのがその証拠。日本人スタッフも常駐しています。

また、ホテルのスタッフの労働環境が良いことはゲストへのサービス向上につながるという考えから、2010年1月には1300名を数える従業員のための施設「Ozone」が完成。ここでではスタッフ専用のリラクゼーション・エンターテインメントエリアやショップ、図書館が設けられています。伝統や知名度だけに頼らず常にサービスを向上し、ゲストの満足度を上げるというホテル側の努力が伺えるといえるでしょう。

宿泊以外でも活用したい、レストラン・バー

ホテル内のレストランは、タイ料理はもちろん、フレンチから中華、イタリアン、シーフードなど充実していて、味の良さも定評があります。宿泊ゲストではない在タイ外国人やバンコクの富裕層たちにも人気の高いレストラン揃いです。

■サラリムナーム
観光客に人気が高いのは伝統的なタイ舞踊のショーを鑑賞しながらタイ料理がいただけるタイ料理レストラン「サラリムナーム」。レストランは19時にオープンし、タイ舞踊のパフォーマンスは20時半からスタート。ディナーとタイ舞踊鑑賞を含むディナーは2,650バーツ（約7420円）から。

■ザ・ヴェランダ
ガイドのおすすめは川沿いの屋外レストラン「ザ・ヴェランダ」。チャオプラヤ川を臨むことができ、早朝から深夜まで通し営業しているので、どの時間でも訪れることができます。タイ料理から西洋料理にいたるまで幅広いアラカルト料理を提供。

川沿いで優雅でありながら開放的な気分で食事を堪能することもできますし、夕日を眺めながらカクテルグラスを傾け一日の疲れを取ることもできます。さらにティータイム利用など、気分によって使い分けることができるオールマイティーなレストランとして気に入っています。コーヒーは180バーツ～（約504円～）、ビールは230（約644円）、カクテルは300バーツ（約840円）～。営業時間は午前6時～午前1時まで。