男の子育て/千原せいじの悩まんでもええねんで!

vol.12 都合のいいときだけ男女平等?

都合のいいときだけ男女平等と言いながら、都合の悪いときは「私、女性だから……」ということ、ありませんか? 家事や育児でも同じこと。得意、不得意もあるし、何でも男女で半分というのは、平等とは違うのでは?と千原せいじさんは言います。

執筆者:All About 編集部

都合のいいときだけ男女平等には腹立つわ!

夫婦

 

男女平等社会とか男女平等参画とかあるやろ。
男女が本当に平等に活躍するのはそりゃええと思うで。
でもな。

この前も番組でそんな話題になったんやけど、
都合のええ時だけ男女平等といいながら、
都合のええ時だけ「ワタシ女性やから」

みたいなことが多いような気がして。

そりゃ、あまりにもズルいなぁて、ものすごい感じるわ。
そんなやつに「もっと男らしくしなさいよ」なんて言われても、
何を言うとんのやと思うね。

家庭でもそうや。
家事を分担するのはええんやけど、得意不得意もあるやん。
たとえば、オレは洗濯も料理も苦じゃない。
嫁が長期実家に帰っとったりして、全部自分でやることになっても全然苦じゃない。
普段でも、嫁が体調悪そうやったり、忙しかったりすれば、
そういうことをオレがやるんのは普通のこと。

ちゃんとネットで調べて、柔軟剤も使って上手に洗濯するで(笑)。
でも、片付けは苦手やねん。
それをなんでも半分半分言うのは平等違うと思うで。

学校みたいにルールで決めるというのもあるんやけど、
お互いの仕事の状況にもよるやろ。

どんなに忙しくてもルールやからって義務感で家事してたら、
自分たちの生活がままならんようになるかもしれんで。


共働きやっても、ルールなんて決めんと、お互いの状況を気遣って、
フォローしたり、してもらったりができるように、
柔軟にかまえるのがええと思うで。

最初はうまくいかんで喧嘩になるかもわからんけど、それも必要な道や。

(Text: Toshimasa Ota)
 
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