サードシートの居住性は

2列目シート

2列目をフラットに倒すには、まず座面横にある大きなレバーで背もたれを前に倒し、さらに背もたれ下にある小さいレバーで完全にフラットにする。レバー形状が異なるし、設置位置も変えているから直感的に操作できるし、慣れれば扱いやすい

実際の3列目への乗降では、フロアの高さと天井の低さを実感させられる。だが、身長171cmのレポーターでも何とか実用になっているから、基本的にエマージェンシー用のサードシートとしては及第点といえるだろう。なお、3列目はフロアは高いものの、お尻になるほど低くなるように座面に角度を付けることで、 少しでも体育座りにならないようにしているという。この点からも扱いやすいボディサイズと3列の居住性という相反する要素をクリアしようという工夫を感じ させる。

2列目の格納も工夫

さらに、3列目だけでなく2列目の背もたれもフラットに倒せるのが、3列仕様の自慢だが、この倒し方にも工夫がある。2列目はまずリクライニングを前に倒してから、背もたれ下にある小さなレバーをさらに操作してフラットに倒すという方式を採用。シート設計の制約上、2段階操作になるものの、便利なフラットダウンを実現しているのはさすがだ。2段階操作といってもそれほど面倒には感じられなかった。

次ページでは、プリウスαの走りについて