2列仕様も3列仕様も走りは同じ

ラゲッジ

3 列仕様でも2列目もフラットに格納できるので、制約のある高さをのぞけば、いざというときでもかなり積めるはず。4人以上乗ることがないのなら5人乗り仕 様の方が使い勝手に優れるし、いざというときに3列目を使うなら7人乗りを選べばいいだろう。7人乗りでも少しの手間で写真のような積載スペースを確保で きる

3列仕様のリチウムイオン搭載車も2列 仕様のニッケル水素搭載車も、1.8Lエンジンの99ps/142Nm、モーターの82ps/207Nmは同じ数値だ。プリウス同様に、パワー的には必要 十分という印象で、状況に応じて飛ばすこともストレスにはならないし、低燃費走行に徹することも可能だ。

それでもパワー不足を感じるのならエンジン音は高まるがパワーモードを押せばいい。EVモードに関しては他のメーカーよりも、モーター走行の距離や速度でアドバンテージがあるし、EVモードのまま走り、 アクセルを踏み込むと警告音とともにエンジンがすぐにかかるから、後からクラクションを鳴らされるということもないだろう。

サードシート

サードシートは大人だとエマージェンシーの域を出ない。ただし、身長171cmのレポーターでも頭上には手の平2~3枚のスペースが残る。片道30分以内の移動なら実用になるはずだ

また、バッテリーの搭載位置は、前者が1列目のセンターコンソール内、後者が後席後方、ラゲッジ前と異なる。しかし、重量バランスの違いやバッテリーの種類の違いからくる出力特性の違いなどは、正直感じられなかった。走りの面で気にすることはないだろう。それよりも17インチを履く「ツーリングセレクション」とそれ以 外の16インチの間には、乗り心地に違いが感じられる。当然だが、前者は硬めで後者は路面の凹凸に対してあたりが柔らかく感じる。

今回はプリウスαの3列シートを短時間試乗しただけだが、機会があれば長距離走行と燃費について報告したい。
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