外貨預金と外貨MMFの違いを知って使い分けよう
外貨預金は外貨で預ける預金で、満期は1ヵ月や3ヶ月等様々。預入時の金利が満期まで続く固定金利で、円よりも金利の高い通貨が人気です。外貨MMFは、外貨建ての安定した短期債券を中心に運用を行う投資信託。運用実績に応じて毎日分配が行われ、月末に1ヵ月の分配金をまとめて再投資する1ヵ月複利の商品です。外貨預金と外貨MMFの違い
為替リスクは常に存在する
外貨預金と外貨MMFには、為替変動に影響を受ける為替リスクが存在するため、為替の変動次第では、金利や分配金を受け取っても元本割れになる可能性があります。為替の変動を抑えるために、積立でドルコスト平均法を利用することで、購入価格を平均化できます。積立商品を利用してもよいですし、積立風に自分で定期的に購入してもよいでしょう。購入と解約の時に手数料が発生する
購入と解約の際には、どちらも為替手数料がかかります。金融機関によって為替手数料は異なりますが、一般的には、外貨預金よりも外貨MMFの方が安く設定されています。なお、外貨預金は銀行で購入できますが、円預金と異なって預金保険制度の対象外です。外貨MMFは、ネット銀行や証券会社等で購入できます。証拠金取引はハイリスク・ハイリターン
FX(外国為替証拠金取引)は外国通貨を売買する取引で、米ドルやユーロはもちろん、豪ドル、NZドル、英ポンド等幅広い通貨を取引できます。儲ける方法には、為替の変動を利用した為替差益と、高い金利と低い金利の差額相当のスワップの二通りがあります。FXは、一定の金額を証拠金として預けることで、少額の投資資金で多くの金額を取引できます。儲けが大きくなる一方で損失も大きくなる可能性があり、ハイリスク・ハイリターンの商品です。また、取引は買いと売りがあり、円高でも円安でも儲けることが可能です。
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