AGA治療法・効果・治療費・副作用

AGAの治療法は、内服薬、外用薬、かつら、植毛術の4つに分けられます。それぞれの特徴・効果と、治療費の目安、気になる副作用について、以下でまとめます。

■ 内服薬……フィナステリド(プロペシア)の効果・副作用
まず、毛髪が薄くなった部位の治療としては、男性に対しては、内服薬のフィナステリド(プロペシア)が有効率50%以上の効果が認められています。一方女性に対してはフィナステリドは効果が認められていません。

内服薬としてフィナステリド0.2mg/日から開始し、1mg/日の容量まで認められています。保険での使用は認められていないため、高価な治療となります。1mgの錠剤が約200円程度です。

改善する可能性が50%以上の治療効果が期待できることと、継続使用で有効性が上がるというデータもあるので、副作用がないかぎり最低3年間は服用することをお勧めします。

副作用としては肝機能障害、口唇腫脹、じんま疹、射精障害などがありますが頻度は稀。男子乳がんの発生が報告されていますが、こちらの頻度は不明です。

■ 外用薬……ミノキシジル(リアップ、ロゲイン)の効果・副作用
外用薬としてミノキシジル(リアップ、ロゲイン)があります。この薬は男性ホルモンと関係なく毛乳頭細胞からの増殖因子の産生を高める作用があり、女性にも有効。女性のAGAに対してはミノキシジルの外用をお勧めします。

1本60mlで1日2回使用し、1ヶ月間で使いきる量です。保険の適応がないので1本5775円とやはり高価です。

副作用ですが、薬を塗布した部位の発赤、発疹、かゆみ、かぶれ、ふけ、熱感などの頭皮の症状、それ以外に頭痛、めまい、体重増加、手足のむくみなどがありますが、全身的な副作用は極めて稀です。

■ かつら
毛髪が薄くなるだけでなく、完全に脱毛して毛根が残っていない場合、上記の内服薬や外用薬による治療は効果がありません。全く別の治療法を検討する必要があります。

毛根がない状態で髪を増やすことはできないため、見た目の心理的な抵抗をなくすことも治療法に挙げられます。最初の選択肢となるのはかつらです。費用がかかりますが、慣れれば生活に支障なく過ごすことができます。かつらを装着することに心理的な抵抗を感じる方も多いようですが、即効性も高く、効果があると言えますので、一度試してみるのもよいかと思います。

■ 植毛術
局所麻酔の手術が必要で、費用も範囲によりますが100万円以上かかることが多いように思います。毛が多い部位の毛髪をブロックで採取し、数本の毛髪の単位に分割し、完全に脱毛してしまい、ハゲになっている部位に移植します。

治療に慣れたクリニックなら効果も安定しています。イギリスサッカー代表のルーニー選手が最近この手術を受けています。25歳という年齢から考えると彼の決断も理解できるかもしれません。

以下はそれぞれ別の症例画像となってしまいますが、典型的なAGAの生え際と、植毛手術を受けた場合に、どれくらい改善されるかの目安としてご覧いただければと思います。

植毛術前

AGAに特徴的な生え際。植毛による治療では、M字型の生え際と毛髪の減少部分を改善します。




 

植毛術後

上画像のように、生え際がM字後退していた患者の、植毛術後の状態。M字部分の深さでいうと、このように改善することができます。


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