震災時の新たな通信手段とは?
大規模震災が発生すると、被災地域はもちろん、他地域においても広範囲に電話回線は制限されます。基地局が被害を受ければ数日、数週間連絡を取れなくなることもあります。ご存知の通り、東日本大震災発生時には長期間携帯電話や固定電話回線が不通となりました。この時、新たな通信手段、インターネット回線を経由した通信手段が注目を集めました。それがTwitterとFacebook、Skypeなどです。震災時にこれらの通信手段はどのようにして役立てればよいのでしょうか。Twitterの活用方法
公共機関や自治体の公式アカウントや情報発信メディアの公式アカウントをフォローすることが必要
またハッシュタグという情報を共有する機能によって、様々な個人のツイートを検索することも可能です。ただし、当初問題になったのですが、無責任なデマや不確定な情報がツイートされていることもあります。発信元の定かでないTwitterの情報だけで救助や行動を起こすのは大変危険なことも覚えておきましょう。
首都圏では震災発生後、交通機関の乱れが数多く発生しました。この場合に各路線におけるハッシュタグが混雑状況の把握などに大きく役にたちました。さらにPCだけでなく、携帯やスマートフォンでの利用者が拡大することによって、余震発生など、情報を複数の人間で共有できるのも安心感、安全につながることも大きなメリットと言えるでしょう。
■震災発生時に多く利用されたハッシュタグ
- 地震一般に関する情報(#jishin)
- 救助要請 (#j_j_helpme)
- 避難 (#hinan)
- 安否確認(#anpi)