介護に悩んでいるのは40代が最多という現実

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「介護地獄」に陥らないためには準備が肝心

人はだれもが必ず老いていきます。子育てに悩み、やっと子供の手が離れたと思っていると次にやってくるのは「介護」の問題……。「まだうちは関係ない」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、厚生労働省の「平成19年国民生活基礎調査」によると、「要介護者と同居している主な介護者」の中で「悩みやストレスのある者」の割合が一番多いのは男女ともに「40~49歳」。40代で既に介護の問題に悩んでいる方は思っている以上に多いのです。

次第に手が離れていく子供と違い、介護は先の見えない状況が続きます。また、高齢化が進み、自分と配偶者の両親、さらにその親世代の介護もあり得る現状は、「まだ先のこと」と簡単に片づけてしまうには、あまりに大きな問題です。今回は「介護地獄」に陥らないために、夫婦で気をつけておきたいポイントを一緒に考えてみましょう。
 

ポイント1:元気なうちから準備開始

「両親が、義父母が要介護になったら」という話を、まだ親世代が元気なうちから、夫婦の間でしっかりしておきましょう。特に今は仕事をもっている主婦の方も少なくない時代。介護を理由に仕事を辞めなければいけなくなった場合、ローンの返済など家庭の経済問題にも影響が出てきます。「縁起でもない」「先のことは不確定なので」等と考えず、さまざまなシュミレーションをしておきましょう。そして、夫婦だけでなく、親世代本人たちがどのように考え、老後について準備しているのかもしっかり確認しておきましょう。
 

ポイント2:まずは情報収集

介護の実態やそれを支援してくれる制度など、まずは情報収集をしてみましょう。公的機関の支援や各種業者のサービスの内容。介護に関連する費用負担や控除の額。利用できる身の回りの地域の施設や制度。自分の職場の介護休暇制度などを調べて、自分たちが利用できそうなものや使った場合の効果や影響について知っておきましょう。とかく「わからないから後回し」となりがちですが、「要介護者ができてから検討」では遅すぎる場合もあります。いざとなってから後悔しないためにも、情報収集は早めに進めるのが肝心です。

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