株式戦略マル秘レポート/横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

みずほ株はいくらで底を打ち、反転するのか?

みずほ銀行が東日本大震災直後、大規模なシステムトラブルを起こしました。過去にも大規模なシステムトラブルを起こしたこともあり、金融庁では緊急の立ち入り検査を行いました。震災以前は好調だったみずほFGの株ですが、3月15日に117円まで大幅に下落しました。みずほ株は底を打ったのでしょうか?底打ちの確認方法や今後の展開について解説します。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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みずほフィナンシャルグループ(8411)の子会社であるみずほ銀行が、東日本大震災直後に大規模なシステムトラブルを起こしたことはまだ記憶に新しいところでしょう。過去にも大規模なシステムトラブルを起こしたこともあり、金融庁では緊急の立ち入り検査を行いました。

以前、「みずほ株はいくらまで上昇?株価を予測する3つの数字」の記事では、みずほ銀行の上昇について解説をしました。しかし、東日本大震災やシステムトラブル等相次ぐ悪材料によって、好調だったみずほフィナンシャルグループ(8411)の株価は大幅に下落しました。

そこで今回は、みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価はいくらまで値下がりし、そして底を打つ可能性があるのかを考えてみます。

みずほ株の現状をまず確認 

みずほフィナンシャルグループ(8411)の2010年の年末以降の株価チャートを見てみましょう。

チャート

みずほFGのチャート。Yahoo!ファイナンスより。拡大画像あり


2月17日に177円の高値をつけました。上の丸印です。当時計算した高値予想値は166円でした。震災前の強い相場状況を考えると、株価も上振れをしたと考えることができます。

しかし、震災直後の3月15日に117円の安値をつけました。下にある丸印です。その後、株価は120~130円台を行ったり来たりする展開が続いています。

次のページでは、株価がいくらで底を打つ可能性があるのか、そして底を打ったかどうかをどう確認するのかを考えてみます。
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