以前、「みずほ株はいくらまで上昇?株価を予測する3つの数字」の記事では、みずほ銀行の上昇について解説をしました。しかし、東日本大震災やシステムトラブル等相次ぐ悪材料によって、好調だったみずほフィナンシャルグループ(8411)の株価は大幅に下落しました。
そこで今回は、みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価はいくらまで値下がりし、そして底を打つ可能性があるのかを考えてみます。
みずほ株の現状をまず確認
みずほフィナンシャルグループ(8411)の2010年の年末以降の株価チャートを見てみましょう。2月17日に177円の高値をつけました。上の丸印です。当時計算した高値予想値は166円でした。震災前の強い相場状況を考えると、株価も上振れをしたと考えることができます。
しかし、震災直後の3月15日に117円の安値をつけました。下にある丸印です。その後、株価は120~130円台を行ったり来たりする展開が続いています。
次のページでは、株価がいくらで底を打つ可能性があるのか、そして底を打ったかどうかをどう確認するのかを考えてみます。